ファンタジー
らあたそ/著

- 作品番号
- 1421938
- 最終更新
- 2017/04/03
- 総文字数
- 1,963
- ページ数
- 18ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 109
- いいね数
- 1
はじめまして閲覧されている皆様。
お悩み相談所のルルと申します。
なにか御用の際は、私をおよびつけくださいまし...
この作品の感想ノート
ルルさーん! 私の悩み、というか後悔、もしよかったら聞いてくれませんか?
私、小学生のころ塾に通ってたんですけど、毎年学年が上がるにつれ先生が変わるシステムなんですよね。
...それで、忘れられない先生がいるんです。国語の先生で、とっても面白い先生でした。あの先生のことが忘れられなくて、塾にいるときは毎回友達とその先生を探していたんですけど、やっぱりいない!!(笑)国語の授業の時はその先生のこと思い出しちゃって寂しかったなー。
でも、
夏期講習の日、その先生がいたんですよ!私と友達含めとっても喜びながら先生の国語の授業を待ったんですけど、運がいいことに隣の同じ学年のクラスにはその先生が担当してて、
「私たちも...」
とずっと待っていました。でも、実際は悲しく、その先生じゃなかったんですよね。友達も私も悲しそうな、泣きたそうな顔を無理やり変えながら、その国語の授業を受けていたのを今でも覚えています。別に隣のクラスの人が羨ましいとか、憎いとか、そんなふうに思ってたわけじゃないんです。でも、どうしてもやるせなくて、とっても悲しかったのを覚えてます。確かに、友達と集まってその先生と話したりとかはしたけど、やっぱり先生の授業、受けたかったなー。実際、家で何回も泣いてしまいました。あの時、私はどうするべきだったのでしょう、今の季節になるとその日のことを思い出します。
くすのき つくしさん
2025/07/23 20:25
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