ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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野いちご学園の新着投稿

    • あなたの憧れEPコン
    • 放課後
    • 体育館

    誰より頑張ってる彼に、いつのまにか恋に落ちた。




    今日の部活は終わったのに、ボールの弾む音が体育館に響く。
    明るい茶髪に真剣な眼差しが似合わなくて、私は思わずボールを拭いていた手を止めた。

    男バスのマネージャーになって、もう1年が経つ。
    その男バスの次期エースと言われるのが、只今練習中の彼、今井。
    私の視線に気付いた彼が、ニッと笑った。

    「なになに近藤ちゃん。見惚れちゃった?」
    「なわけないでしょ」

    今井は、チャラ男である。

    最初は苦手だったけど、1人残って練習する彼を見てからは、苦手意識はいつのまにか恋心に変わっていた。
    ボール拭きを建前に、練習後一緒に帰るのが最近の楽しみ。

    「冷たいなー」

    彼の手を離れたボールが、綺麗な弧を描いてゴールに吸い込まれる。スリーポイント。さすがだ。

    ボールが床に落ちると、今井が私を振り返った。







    「次のシュート入ったらさ、」

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    • 同級生
    • 登校中
    • 髪クシャ

    彼と私はいつも二人で登校してる。


    でも、特別な関係とかじゃないよ?


    幼馴染みたいな。


    でも、並んで歩くと、顔が近くて
    ますます意識しちゃう…。


    「何見てんの?」


    彼が私の顔を覗き込んだ。



    「べ、別にぃ?」


    私は思わず顔をそらした。

    照れ隠しね。



    「え?なんで顔そらすのー?」


    彼は少し大きい声で言った。


    「!?ちょ、声大きい!!」

    口元に指を当てて、静かにしてと合図を送ると、


    「その焦った表情、可愛い」

    と、私の頭をくしゃくしゃしながら、
    彼も顔をそらした。


    少し覗き込んで見た
    彼の顔は、真っ赤に染まってた。

    開く閉じる

    • あなたの憧れEPコン
    • お昼休み
    • 告白

    「好き。嫌い。」

    「...は?なんやお前。」

    知らね。と顔を逸らす彼。
    最近ずっとこうだ。

    「お前すげぇムカつく。」

    カチンっ!さすがにあたっまキタ!

    「あ、あんたねぇ!」
    そう言って私は彼の胸ぐらを掴んで無理やりこっちを向かせた。

    ところが驚く様子もなく、逆にスっと腕が伸びてきた。

    __チュッ

    「っっ!?な、な、何すんの!?」
    動揺する私は明らかに顔が赤くなっていて。

    「..お前が気づかねぇから。」

    ん?と顔を上げると彼の顔もほんのり赤い。

    「他の男に愛想振りまいてんじゃねぇよ。ムカつく。」

    「はひ?」
    ヤキモチかおい。

    「...好きだわバカ。」

    「.......。」

    「おい。なんか言えや。」

    ...。だ、だ、だって!こいつよく嘘つくし。
    「嘘じゃねぇし。」
    イジけたような声に顔を上げると同時に強く抱き締められた。

    「好きだ。」
    彼は耳元で甘く呟いた。

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