1945年 8月9日 11時2分

その他

ns/著
1945年 8月9日 11時2分
作品番号
1672091
最終更新
2022/08/17
総文字数
3,530
ページ数
20ページ
ステータス
完結
PV数
2,506
いいね数
1
1945年 8月9日 11時2分

長崎に人類で2つ目の原子爆弾、通称原爆が投下されました。

人類で始めて投下されたのは、同じ日本の広島。

8月6日。長崎に原爆が投下された2日前。

長崎市上空で爆発し、爆発した瞬間、

ーー何もかもなくなった


人も動物も、虫も町も小学校も商店街も…
何もかもなくなった。


人々は、生死にわかれた。

運よく死ななかったものは、苦しんだ。

身体と心の傷に…



それから、時が立ち2022年。

私達、若者の使命は

「次の世代へと平和のバトンをつなぐ」
                  だ。

現在、被爆者は少なくなっている。

これから10年20年30年後には、被爆者はいない世界になる。

被爆者の方々は、学校へ行き被爆体験講話を語ってくれる。

しかし、被爆者がいなくなるとどうなるだろう

学校の行事に被爆体験講話というのがなくなり、原爆について学ぶ機会が減少する。

そこで、私達、若者が重要だ。

私達は、被爆者の方々のお話をきける最後の世代だ。そして、私の通う中学校の校長が「私達は、被爆者の方々の想いを伝える最初の世代」ととてもいいことをいっていた。

一人が、なにかすることによって、みんなもなにかするようになる。

原爆や戦争を風化させないために、また起こさないように、誰ひとり苦しまないように、伝えよう、語ろう。

人それぞれ、伝え方は違うと思う。

なので、その人その人、伝えよう。

長くなったが、このお話は、恋愛だ。短編だが。
原爆の恐ろしさ、核の恐さ、命の大切さを考えてほしい。


山崎 光子(やまさき みつこ)15歳 一郎と幼なじみ

多田 一郎(ただ いちろう)15歳 光子と幼なじみ


※誤字脱字に注意!
 登場する登場人物は、実在しません。

あらすじ
1945年8月9日11時2分ーー長崎に原子爆弾が落とされた。その時、光子は?一郎は?二人の切ない話を通して、考えてみてください。あなたの大切な人が死んだら?目の前で…

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この作品の感想ノート

高校生の頃、沖縄に修学旅行に行った際にガイドさんが沖縄で起こった地上戦について教えてくれた際、言ってくれた言葉です。

「戦争は、勝っても負けても何もならない。ただ互いに傷ついて悲しいだけ」

広島・長崎の原爆、そして沖縄の地上戦もロシアによるウクライナ侵攻も、その言葉の通りだと思います。

人が生きている限り、争いはなくならないかもしれません。ですが、戦争で苦しむ人が一人でも救われてほしい、そのために何ができるのか、考えていかなくてはいけませんね。

2022/08/17 17:57

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