「あ、あの…。だ、大丈夫ですか…?」
ある日私が声をかけたのは、階段の踊り場でお腹が空いてうずくまっていた男の先輩。
ちょうど自分で作ったチョコレートを持っていた私は、それを先輩にあげたところ、なぜかその先輩に気に入られちゃって…?
しかもその先輩は、学校イチ人気のある早乙女(さおとめ)先輩だったー…!?
「ねぇ、これからも俺にお菓子、作ってきてくれる?」
「…っえ?」
でも先輩と過ごす時間は、だんだんお菓子よりも甘くなってきてー…!?
「…言ったでしょ?お仕置きだって」
「あーん、して?」
「…七海の作るお菓子、俺以外のヤツに食べさせたくない」
「ねぇ、ちょうだい?」
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お菓子作りが趣味の女の子
澪川(みおかわ)七海(ななみ)
✖️
学校イチ人気者の気だるげ王子
早乙女(さおとめ)櫂(かい)
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早乙女先輩が甘すぎて、どうにかなってしまいそうです。