―もっと、刺激的な恋を。―

「…小桃(こもも)、こっち来て」 「はぁ…やっぱ、落ち着く」 　保健室に行くと、そこにはなぜか学校一イケメンと言われている榛名(はるな)先輩が。 「小桃がいないと、生きていけない」 「可愛いね、小桃」 　無気力王子様に気に入られてしまった私は、なぜか昼休みに彼の隣で寝ることにーー…。 ♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆ 天然で可愛い保健委員 椎名(しいな)小桃(こもも) ✖️ 眠れぬイケメン無気力王子 榛名(はるな)朔空(さく) ☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡ 「小桃…俺から離れちゃダメだよ？」 「…っ！？」 　榛名先輩の溺愛は、とどまることを知らないようです。

「あ、あの…。だ、大丈夫ですか…？」 　ある日私が声をかけたのは、階段の踊り場でお腹が空いてうずくまっていた男の先輩。 　ちょうど自分で作ったチョコレートを持っていた私は、それを先輩にあげたところ、なぜかその先輩に気に入られちゃって…？ 　しかもその先輩は、学校イチ人気のある早乙女(さおとめ)先輩だったー…！？ 「ねぇ、これからも俺にお菓子、作ってきてくれる？」 「…っえ？」 　でも先輩と過ごす時間は、だんだんお菓子よりも甘くなってきてー…！？ 「…言ったでしょ？お仕置きだって」 「あーん、して？」 「…七海の作るお菓子、俺以外のヤツに食べさせたくない」 「ねぇ、ちょうだい？」 ♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆ お菓子作りが趣味の女の子 澪川(みおかわ)七海(ななみ) ✖️ 学校イチ人気者の気だるげ王子 早乙女(さおとめ)櫂(かい) ☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡ 　早乙女先輩が甘すぎて、どうにかなってしまいそうです。

　学園の王子様と、一緒に住むことになった私。 「青峰くん、お菓子もってきたよ！」 「…いらない」 　彼は女嫌いの超冷徹王子様。 「…近くに俺がいるのに他のやつなんて見んなよ」 「…っ！？」 　でも私だけにはとっても甘くて…！？ ♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆ 　　とっても優しくて、ちょっとドジっ子 　　　　　桃瀬（ももせ）くるみ 　　　　　　　　　　✖️ 　　　学園1イケメンの超クールな王子様 　　　　青峰（あおみね）翔（かける） ☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡ 「翔くん、どこに行くの？」 「…くるみには関係ない」 　クール男子には、どうやら私に言えない秘密があるようです。