美琴ちゃん、大丈夫？
ミステリー・サスペンス
完
23
逢都いう／著
- 作品番号
- 1657240
- 最終更新
- 2023/01/31
- 総文字数
- 105,275
- ページ数
- 189ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 113,938
- いいね数
- 23
- ランクイン履歴
-
ミステリー・サスペンス1位（2023/07/07）
- ランクイン履歴
-
ミステリー・サスペンス1位（2023/07/07）
「…おはよ。」
「…」
私、柊 美琴(ひいらぎ みこと)は
隣のクラスの人気者、時山 純(ときやま じゅん)くんが気になって気になって、仕方がない。
…のに。
「……柊さん？…あれ、えっと…九条は…？」
「…ッ」
…緊張してうまく声が出せない。
「…う、にゅい、…！」
「…にゅい？」
…あぁあああーーーー！！！！！！
なぜか時山くんにだけうまくできない、
才色兼備の真面目な天然女子高生
柊 美琴
✖️
なんかいつもちょっと惜しい、
コミュ力おばけの豆柴系男子校生
時山 純
「俺…柊さんが他の男に触られるの、
すげーやだ。」
可愛くてかっこいい時山くんといい感じになるなんて
まるで夢みたいな話。
時山くんを好きだと思う気持ちは確かなのに
胸がモヤモヤして踏み切れないのはなんで？
「こんなとこで何してるの」
知ってるけど知らない、銀髪ピアスの人。
「ずっと一緒にいようね…美琴ちゃん」
似てるけど違う、白昼夢の中のその人。
そして、何か言いたげな不思議な子猫。
でも、
「もし……俺が柊さんを好きって言ったら、困る？」
時山くんは確かにそこにいて、
私は、
「…会いたかった。」
「……こちらこそだよ。」
私は確かに、生きている。
· · • • • ✤ • • • · ·
2022/3/29〜
編集部おすすめ掲載していただきました！
「…」
私、柊 美琴(ひいらぎ みこと)は
隣のクラスの人気者、時山 純(ときやま じゅん)くんが気になって気になって、仕方がない。
…のに。
「……柊さん？…あれ、えっと…九条は…？」
「…ッ」
…緊張してうまく声が出せない。
「…う、にゅい、…！」
「…にゅい？」
…あぁあああーーーー！！！！！！
なぜか時山くんにだけうまくできない、
才色兼備の真面目な天然女子高生
柊 美琴
✖️
なんかいつもちょっと惜しい、
コミュ力おばけの豆柴系男子校生
時山 純
「俺…柊さんが他の男に触られるの、
すげーやだ。」
可愛くてかっこいい時山くんといい感じになるなんて
まるで夢みたいな話。
時山くんを好きだと思う気持ちは確かなのに
胸がモヤモヤして踏み切れないのはなんで？
「こんなとこで何してるの」
知ってるけど知らない、銀髪ピアスの人。
「ずっと一緒にいようね…美琴ちゃん」
似てるけど違う、白昼夢の中のその人。
そして、何か言いたげな不思議な子猫。
でも、
「もし……俺が柊さんを好きって言ったら、困る？」
時山くんは確かにそこにいて、
私は、
「…会いたかった。」
「……こちらこそだよ。」
私は確かに、生きている。
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2022/3/29〜
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