「そして今年の大賞は…雲田小春!おめでとうございます!」
「わっ!」
一瞬頭の中が真っ白の白になった。姫羅莉ちゃんもパッと手を離した。
わ、わたし…
お母さんは小声でつぶやいた。
「ほら、小春、行ってて!」
竦む手足。
震えながらも、私はステージの方へと進んだ。
そして、ニュースのおじさんたちなどいろいろな人からインタビューされたり握手貰えたり…
家に戻った頃にはもうべた褒めされすぎてヘトヘト。布団の中へ入ったら5秒以内に爆睡しはじめたほど。
✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿
「言ってきまーす!!!!!」
玄関の壁にはかんかん照りの太陽の光を反射しキラキラと光っている賞状が金の額縁に飾ってあった。
「雲田小春」
急いで靴を履公としたら、窮屈すぎて指がひかかった。
ミーンミーン
ミーンミーン
ミーンミーン
バス停の方へと走り、ギリギリで乗り込み、運転手のおじさんに小銭を渡してから席に飛び乗った。
今日は待ちに待った姫羅莉ちゃんと一緒にテーマパークに行く日だ!!
「おまたせしましたー!!」
「なにそれ!!」
2人でワイワイしながら、入園ゲートをくぐり抜け、テーマパークの中へと入って行った。
ポップコーンの香りがふんわり漂ってくる。
「わー!!かわいい!!」
さっそくおそろいのカチューシャを購入し、観覧車やジェットコスター、一緒に写真まで取った。
「次はどこ行こうかな〜」
「ティーカップがいい!」
「あのぐるぐるするやつ?ここにあったっけ?」
そう話していたら…
「返してよ!!」
「やーだもーん!!」
店員さんがお留守のかき氷屋さんの真横に2人の男子が小さい男の子を囲んでいた。
手を高くあげて、よーくみたらその手には財布らしきものがあった。
これは…困ったな。見た目からしたら私たちより年下の小学生だろうけど、それでも結構大きくて筋肉質ないじめっ子たちだな…
「こら!!いじめなんかカッコ悪い!返しなさいよ!!」
「ひ、ひらりちゃん?!」
いつも優しくて、正直、少し弱そうな姫羅莉ちゃんは息を荒くし2人の男子の方へ向かっていた。
「警備員のおじさん呼ぶよ?返しなさい!」
二人の男子は一瞬戸惑ったけど、やがて大人しく財布を姫羅莉ちゃんへと手渡した。
そしたら姫羅莉ちゃんは二人の腕を掴んで警備員さんの方へと!?
「窃盗は立派な犯罪だよ!」
結局、二人の男子の保護者は呼ばれて、通っている学校まで連絡され、二人は両親と合わせて頭ペコペコ下げながら去っていた。
姫羅莉ちゃん、こわっ!
「さあーティーカップ行こうっか!」
切り替えはやっ!
それからはまたワイワイわちゃわちゃテーマパークタイム!!
ミーンミーン
ミーンミーン
ミーンミーン
帰りのバスでワンピースのポケットからスマホを取り出し、竹氏にテーマパークの話をした。
「今はすっごく幸せなんだよ。全身が満たされている。その気分なんだ。ずーっとずーっとここにいられたらいいな。」
「雲っ子、こんにちは!
雲っ子が一緒にいて楽しいと思う人が現れたんだね。誰かと知り合って、一時的に面白いとか楽しいとか感じる人は多いけど、本当に気に合う人を見つけるのは案外難しいと思うから、やはり、これはすごいことだ!
こちらも嬉しくなりました。
伝えてくれてありがとう!」
嬉しいなっ…
バスに揺られながら、窓の外の沈む夕焼けをひたすら眺めた。
「わっ!」
一瞬頭の中が真っ白の白になった。姫羅莉ちゃんもパッと手を離した。
わ、わたし…
お母さんは小声でつぶやいた。
「ほら、小春、行ってて!」
竦む手足。
震えながらも、私はステージの方へと進んだ。
そして、ニュースのおじさんたちなどいろいろな人からインタビューされたり握手貰えたり…
家に戻った頃にはもうべた褒めされすぎてヘトヘト。布団の中へ入ったら5秒以内に爆睡しはじめたほど。
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「言ってきまーす!!!!!」
玄関の壁にはかんかん照りの太陽の光を反射しキラキラと光っている賞状が金の額縁に飾ってあった。
「雲田小春」
急いで靴を履公としたら、窮屈すぎて指がひかかった。
ミーンミーン
ミーンミーン
ミーンミーン
バス停の方へと走り、ギリギリで乗り込み、運転手のおじさんに小銭を渡してから席に飛び乗った。
今日は待ちに待った姫羅莉ちゃんと一緒にテーマパークに行く日だ!!
「おまたせしましたー!!」
「なにそれ!!」
2人でワイワイしながら、入園ゲートをくぐり抜け、テーマパークの中へと入って行った。
ポップコーンの香りがふんわり漂ってくる。
「わー!!かわいい!!」
さっそくおそろいのカチューシャを購入し、観覧車やジェットコスター、一緒に写真まで取った。
「次はどこ行こうかな〜」
「ティーカップがいい!」
「あのぐるぐるするやつ?ここにあったっけ?」
そう話していたら…
「返してよ!!」
「やーだもーん!!」
店員さんがお留守のかき氷屋さんの真横に2人の男子が小さい男の子を囲んでいた。
手を高くあげて、よーくみたらその手には財布らしきものがあった。
これは…困ったな。見た目からしたら私たちより年下の小学生だろうけど、それでも結構大きくて筋肉質ないじめっ子たちだな…
「こら!!いじめなんかカッコ悪い!返しなさいよ!!」
「ひ、ひらりちゃん?!」
いつも優しくて、正直、少し弱そうな姫羅莉ちゃんは息を荒くし2人の男子の方へ向かっていた。
「警備員のおじさん呼ぶよ?返しなさい!」
二人の男子は一瞬戸惑ったけど、やがて大人しく財布を姫羅莉ちゃんへと手渡した。
そしたら姫羅莉ちゃんは二人の腕を掴んで警備員さんの方へと!?
「窃盗は立派な犯罪だよ!」
結局、二人の男子の保護者は呼ばれて、通っている学校まで連絡され、二人は両親と合わせて頭ペコペコ下げながら去っていた。
姫羅莉ちゃん、こわっ!
「さあーティーカップ行こうっか!」
切り替えはやっ!
それからはまたワイワイわちゃわちゃテーマパークタイム!!
ミーンミーン
ミーンミーン
ミーンミーン
帰りのバスでワンピースのポケットからスマホを取り出し、竹氏にテーマパークの話をした。
「今はすっごく幸せなんだよ。全身が満たされている。その気分なんだ。ずーっとずーっとここにいられたらいいな。」
「雲っ子、こんにちは!
雲っ子が一緒にいて楽しいと思う人が現れたんだね。誰かと知り合って、一時的に面白いとか楽しいとか感じる人は多いけど、本当に気に合う人を見つけるのは案外難しいと思うから、やはり、これはすごいことだ!
こちらも嬉しくなりました。
伝えてくれてありがとう!」
嬉しいなっ…
バスに揺られながら、窓の外の沈む夕焼けをひたすら眺めた。



