ヴァンパイア猫耳エクレア


青吉くんのお父さんはドアをあけてくれて、な〜がい首をびよ〜んとお兄ちゃんとわたしの方へと伸ばした。

「あ、透助くんとエクレアちゃん!こんばんは!青吉くんはちょうど今着替えているところ。ちょっと待ってて!」

お父さんは下駄を鳴らしながら再び店の中へと消えた。

すると、お兄ちゃんはわたしの方へ振り向いた。

「エクレアちゃん?水筒からちょっと飲んだ方はいいよ?」

あ!また忘れちゃった!!!!!

ごくごく。

しばらくすると青吉くんのお母さんが出てきた。

「ごめんね、青吉くんは今日はちょっと疲れているんみたいで今日は一人で遊びたいみたい」

わたしの耳と尻尾からすべての力が抜いた。青吉くんは大丈夫かな…

「あ、いえいえ。そんな日はあるね。また遊びにくる!」

お兄ちゃんはお礼を言いながらわたしの手をひいて再び商店街を西へと進んだ。

最悪なんだ!!!