ヴァンパイア猫耳エクレア



しばらくするとまるで夢からでも見ていたからのように目が覚めた。そして、わたしの目には青吉くんの顔がでかく映しっていた。青吉くんは地面にしゃがんで心配そうにわたしの顔をのぞき込んでいた。こうしてみると、わりとイケメンなほうかも。髪の毛が真っ黒でさらさら…

って…なにがあった?!?!

体を起こして、周りを見てみるとみんなは大量のあのぐるぐるしてるみどりやつを片付けて馬車に投げ込んでいた。

「エクレアちゃんは起きた!!!」

青吉くんは満顔の笑みを浮かべながらお片付けに励んでいた町のみんなのほうへ走っていた。

「良かった!!!心配しておいたぞ。」

みんなは一旦お片付けをやめ、わたしを囲んで万歳したりワイワイ話したりし、まるで赤ちゃんが生まれたのようにでも喜んでいた。

「な、何が起こった?」