ヴァンパイア猫耳エクレア



ガシャッ!!

「お、お父さま!!!!!!」

「え?なんだこりゃ!!」

夕暮れ、台所からかなりのかなりの騒音に目さめた。一体何が起こったのかな?!わたしは棺の蓋を勢いよく足で蹴り開けて、一階への階段を急いだ。

「大丈夫?怪我してるの?!」

お父さまとお母さまとお兄ちゃんはみんな台所の蛇口を囲んでコソコソ話していた。

お母さまがわたしをみたとたん顔色が悪くなりお父さまは慌てて倒れかけたお母さまを抱きささえた。

「ああ、ちょっとね、蛇口は具合が悪くて血液が今のところあまり流れてこない」

お父さまはゆっくり考えながら説明した。そして、ズボンのポケットから取り出したハンカチで額を拭き拭きした。

「あ、そっか?で、いつ直るの?」

「それは…窓の外を見てごらん。いや、まちの南向けの窓のほうじゃなくて、キッチンの東向けの窓のほうを。」

わたしは不思議に思いながらも言われた通りその小さな窓へ近づいた。