忘れた記憶が導く、もうひとつの恋-本当に愛する人は誰?-

恋愛(その他)

忘れた記憶が導く、もうひとつの恋-本当に愛する人は誰?-
作品番号
1765699
最終更新
2025/11/25
総文字数
11,925
ページ数
9ページ
ステータス
完結
PV数
339
いいね数
1
まぶしい光のあと、目を開けたら――そこは見知らぬホテルのロビーだった。
外は一面の白い霧。集められたのは、過去に“愛する人と別れた”十人の男女。
彼らはみな、大切な誰かを失ったはずなのに、その「顔」と「名前」だけを思い出せない。

ここは、神様が用意した“再縁の館”。
七日間のあいだに、もう一度心で恋を選べ――
そう告げられた咲の前に現れたのは、初対面のはずなのに、胸が苦しくなるほど懐かしい男性・新堂蓮。
名前も過去も分からないまま、二人は少しずつ惹かれ合っていく。

けれど、優しく距離を詰めてくる速水悠斗、
蓮に意味深な視線を送る黒瀬沙耶香。
揺れる想い、胸に刺さったままの後悔、そして霧の向こうから聞こえる、子どもの「ママ」と呼ぶ声――。

もし、この中に“元夫”がいるとしたら。
もし、もう一度だけ、愛を選び直せるとしたら。

これは、いちど壊れてしまった夫婦が、
「記憶をなくした二人」として出会い直し、
それでも互いを選び続けるまでの物語。

泣きたい夜に、そっと灯りを点してくれるような、
少し切なくて、最後はあたたかい“再会ラブストーリー”です。
あらすじ
強い光を浴びた桐原咲は、見知らぬホテルに立っていた。ここは、かつて別れた恋人や夫婦が、名前も顔も忘れた状態で“もう一度恋をするか”を試される神のゲームの場所。咲は元夫・新堂蓮との再会や、同じく咲に想いを寄せる速水悠斗、そして黒瀬沙耶香たちの中で心揺れる。過去と向き合い、本当に大切な愛を選ぶ物語。

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