隠れ夫婦、社内秘。公開プロポーズは13時前に

恋愛(ピュア)

隠れ夫婦、社内秘。公開プロポーズは13時前に
作品番号
1762183
最終更新
2025/10/01
総文字数
26,812
ページ数
6ページ
ステータス
完結
PV数
1,366
いいね数
31
社内では他人のふり、家では夫婦。
広報課の葵と経営企画の悠真は、配置調整を待つあいだ人事の指示で“社内秘”のまま結婚を抱えている。
噂が立てば不正になる——だから距離をとる。
けれど、雨の日だけは傘の中で肩を寄せる。その矛盾する優しさが、二人の甘さの証だった。

ところが匿名通報と第三者監査が発動。
『広報と経企の癒着』の文字が踊る。
触れたいのに触れない夜、二人は文書で戦うことを選ぶ。
稟議の時系列、承認の経路、判断の独立性。
恋を守る方法は、手続きを尽くすこと——そう決めて。

合図は指輪の内側に刻んだ「13:00」。
監査面談の時刻に合わせ、すべてを公にする約束の時間。
そして当日。会議室の真ん中で、二人は同時に言う。
『配偶者です』。
誠実の証拠を机に並べ、情報壁と配置調整を提示し、最後に——公開での“もう一度の求婚”。

隠すのは嘘じゃない。守りたかったから。
終わったとき、あなたもきっと指輪をはめ直したくなる。
溺愛×ハッピーエンド、透明で熱い社内恋愛。

拍手のあと、社内ポータルには関係申告と配置の完了通知。
ガラスの廊下で、彼は小声で言う。『今日からは“夫だから”触れる』。
祖母の湯気立つ湯呑み、きちんと畳まれた布巾、退勤後の宝飾店で刻む“Today, 13:00”。
コンプラも恋も、手続のあとに手をつなぐ。

秘密は、いつか誇れる約束になる——そんな物語。
誤解で引っぱらず、安心して読める“じれ甘”と、仕事の矜持で貫く誠実設計。
社内秘の距離が、公開プロポーズでゼロになる瞬間までを丁寧に。
読後は幸福、満腹。ベリーズ文庫好きに捧ぐ、清潔でやさしい糖度です。
仕事も恋も、ちゃんと両立させます。
約束の鐘は、今日13時に鳴る。
あらすじ
社内では他人のふり、家では夫婦。配置替え待ちの“社内秘”を貫く広報×経企の二人に、匿名通報と監査が迫る。触れたいのに触れない夜を越え、約束の「13:00」で誠実を証明し、堂々と恋を選び直す。隠すのは嘘じゃない――守るためだ。溺愛×ハッピーエンド、公開プロポーズ。職場で、未来に指輪をはめ直す甘い瞬間まで、全部。コンプラも恋も、手続のあとに手をつなぐ物語。透明で、熱い、社内恋愛です。読後は幸福、満腹。

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