あの日と今日の空は重なる

青春・友情

館山緑/著
あの日と今日の空は重なる
作品番号
1757590
最終更新
2025/08/30
総文字数
59,922
ページ数
30ページ
ステータス
完結
PV数
218
いいね数
2
私、鈴峰エレナが初めて男の子にどきどきしたあの瞬間──高校の頃、お姉ちゃんが部員だった映画部で作った自主制作映画『きらきらの空』に、あの人はいた。

主人公の親友として出演していた男の子。


その子は映画制作中に事故で亡くなったと聞いても、どうしても落ち着かなくて、お姉ちゃんの通っていた、映画を撮った高校まで向かってしまった。


あの映画そのままの高校のすぐ側で出逢った男の子、伊泉十真君は──映画の中のあの人とそっくり。映画に出ていたのは彼のお兄さん、一真さんだった。


十真君に案内されて、高校の中も見せてもらった後、それ以外の場所も見に行くことになった。


その途中にいろいろなことを知って、二人の距離も変わっていく。


私達は──最後にどこで、何を見るんだろう?
あらすじ
自主制作映画『きらきらの空』に『あの人』はいた。

主人公の親友の男の子なんて脇役なのに
もう死んでしまった人みたいなのに
見た瞬間からどうしても忘れられなくて
舞台の高校を見に来てしまった


そこで出逢った『あの人』そっくりの男の子、|十真《とおま》君から
『あの人』がお兄さんの一真さんだって聞いた


「あのさ、あの映画で写ってた現場、見てみたくない?」

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