LOVE HUNTER

恋愛(ラブコメ)

LOVE HUNTER
作品番号
1689195
最終更新
2025/01/04
総文字数
402,634
ページ数
340ページ
ステータス
完結
PV数
21,244
いいね数
10



私はLOVE HUNTER


狙った男は必ず手に入れたモテ女。

容姿端麗が故に落ちない男なんていない。






猫撫で声で愛想を振りまき

散々褒め上げた挙句に

ボディタッチで甘えりゃあ

男なんてイチコロだった。



狙いを定めた男に女がいようが

超絶美人の私には関係ないし興味がない。




男のハートを射止めきれていない

女の方が圧倒的に悪い。




そこまで男一人に拘らない。

男女の醜い争いなんて興味がない。

欲を満たせればそれだけで満足。



プライドの塊である私は

そう豪語して逞しく生きてきた。





ーーだが、そんなある日。



『拓真を落としたら二万円あげる』



ゲーム感覚で金をチラつかせた友達の冗談によって

運命は左右させられてしまう。




金に目が眩んだ私が

狙いを定める事になった男とは

ななな、なんと……

年下の真面目系メガネ男子?👓






しかし、

男一人を落とすなんてたやすい事だと思って賭けにノり

毎日無視され続けながらも

ストーカーのようにしつこく追い回す。





拓真が落ちたら

賭け金をゲットしてソッコー捨てればいい。



彼の眼鏡のレンズが二枚の札束に見えていた私は

エベレスト級の高いプライドを捨てて

ツンデレな態度に我慢して近付く事に。




だが、あいつは……。



「俺の行く所にいちいちついて来るな! お前と俺の距離は3メートル以上だ! それ以上近付くな!」



イチコロどころか、

モテ女としてのプライドをズタズタにさせる。





しかし、そんなある日。



「イエスの返事は出来ないけど、根性だけは認めてやる」



彼は白旗を上げずに戦い続けている私にこう言った。



こんなクソ生意気な年下男との恋愛なんて

絶対ありえないと思っていたのに……。




- Photo by yutti -

Special thanks


※この物語はフィクションです。

執筆開始 2016/3/3
完結 2016/4/20
あらすじ
「拓真を落としたら二万円あげる」容姿端麗で自信過剰な主人公 和葉は賭け金目当てで友達の賭けにのってしまう。しかし、どんな手を使ってもツンデレ拓真は振り向いてくれない。屋上から全校生徒が集まる校庭に向かって告白した途端フラれる。拓真は根性を買ってある条件を5回満たしたら必ずデートすると約束。和葉は条件をこなしていくが、拓真を暴走族から更生させた幼馴染の栞が一年振りに街に戻り拓真の心を縛り付けていく。

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