恋愛(ピュア)
完
花木 葵音/著

- 作品番号
- 1660349
- 最終更新
- 2022/02/19
- 総文字数
- 33,731
- ページ数
- 45ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 5,911
- いいね数
- 3
二歳年下の幼馴染、葵君。
年下の可愛い男の子だったのに。
手の届かないみんなの王子様になってしまった。
「僕、沙羅さんって呼びたいです」
葵君にとって私はまだ幼馴染ですか? 少しは特別ですか?
フィギュアスケート界期待の星の美少年、あだ名は「王子」
羽田 葵
×
葵の幼馴染で二歳年上の元ピアニスト志望今は普通の女子高生
日向 沙羅
私は葵君とは住む世界が違う。
だから、この想いは……。
それでも、私はお姫様じゃないけど、あなたのそばにいたい。
葵君はまだあのゆびきりを覚えていますか?
「日向先輩の唇って柔らかいんですね」
「相合い傘ってなんだか秘密っぽくてよくないですか?」
「沙羅さんはいつだって僕の支えなんだよ!」
♡切ない切ない両片想い♡
- あらすじ
- 幼い日。
毎日公園の砂場でお城を作った。
その時に交わした約束を葵君は覚えてるかな。
二学年後輩として高校に入ってきた葵君は、もう可愛い男の子なんかじゃなかった。
みんなの王子様になっちゃった葵君。
私はまだ少しは特別ですか?
葵君の無邪気な笑顔は時に眩しすぎる。
この作品のレビュー
2022/02/26 13:10
投稿者:
CoCoLo
さん
切なくきれいなお話しでした
幼なじみの2人が少し他人行儀な関係の時はとても切なく描かれています。
葵くんが人気のフィギュアスケーターでさらに王子様的存在だと言うこと、沙羅ちゃんが自分に自信がないことが重なって、すれ違ってしまう場面がとても切なかったです。
お互い想い合っていることは明白なのに、遠回りしている2人を応援したくなると思います。
さらに幼い頃交わした約束や、沙羅ちゃんが新たな夢を見つけて一歩踏み出そうとしている様子もとても印象的です。
お互いがなくてはならない存在なんだなあと、切ない中にきゅんも詰まっていました。
ぜひご一読を。
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