【完】さらば憧れのブルー

恋愛(ピュア)

加藤しおり/著
【完】さらば憧れのブルー
作品番号
1333133
最終更新
2016/09/20
総文字数
93,201
ページ数
163ページ
ステータス
完結
PV数
35,078
いいね数
0


夏から書き始めた日記帳は、
そろそろ二冊目を終えようとしていた。


私はこうして、
自分の記憶が形として残るとほっとする。



日記帳もインスタントカメラも、
自分のそういう欲求を満たすための
道具の一つ。






大好きな人と出かけた海。

そこで私は、
最高の思い出を作る
……はずだった。


私の知らなかった秘密が
明らかになるたびに、


大好きな人は

信じられない人に変わり

記憶の中にいなかった人は

色がつくように

確かな人に変わっていく。


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


今日という日に限って


どうしてこんなにも
綺麗な色や形を私の目に映し出すのだろう




私は



幸せなのか



それとも不幸なのか




私は

あの日に戻ってきた




【さらば憧れのブルー】

2016.6.4 start



2016.9.19 end

この作品のレビュー

★★★★★
2016/09/26 11:58
投稿者: rila。 さん
ネタバレ
グイグイ引き込まれます。

レビューを見る

この作品の感想ノート

rila。さん

レビューありがとう!
というか、小難しい話にしてごめん(;_:)


ハッピーエンドかどうかっていうのが微妙な作品書きたくて、いろいろあがいてたから、レビューの言葉は、ずばりそれ!って感じでとても嬉しかったよ~~

最後まで読むの大変だったと思うんだ、絶対。

私も自分の中で答えが定まらなかった作品だったから、これが最大限の答えの出し方かなあと思って。

書き終えて本当に良かったよ!

2016/09/26 20:33

しおりさん、お久しぶりです(*^^*)
遅ればせながら読了&レビュー投下でございます。
でも私、レビュー書くの下手で…笑
まとまりのないものを投下してしまって申し訳ないです(>_<)

作品には、え!?マジで!?と、いい意味でたくさん裏切って頂いて、読む側は常にどうなっちゃうの!?とハラハラでした。
そして深かったです。
個人的にちょうど、記憶を消すことは是か非か、みたいな小説を読んだばかりで、記憶について考えていた時期だったので、またたくさん考えさせられちゃいました笑

優花ちゃん、これでよかったんだと思います。
彼女の周りの人たちもみんないい人でよかった!
お母さんだけはどうにも好きになれないけど(笑)、彩智だった頃も、優花になってからも、彼女を救うために手を差し伸べてくれた人がいたからこそのラストではないかと!

新作のラブコメも楽しみにしております~(*´з`)
ちょっと今から本棚入れてくる("´∀`)bグッ!

rila。さん
2016/09/26 12:15

鼓町真知さん

初めまして(*´ω`*)

感想ありがとうございます!
予想を裏切りたいという思いで書いたので、そう感じていただけたらとても嬉しいです。

感想を励みにこれからもがんばります!

2016/09/22 23:49

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

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