足元に広がる海には、まるで天の川のように青い光の帯がずっと遠くまで続いている。

真っ暗な夜の世界に包まれた海では、波の形なんて見えるはずもないのに、その青い光があるせいでくっきりと目に映った。


なんで、今日という日に限って、こんなにも綺麗な色や形を私の目に映し出すのだろうと神様を恨んだ。




私は、幸せなのか、それとも不幸なのか……。