「来世なんていらないっ…来世なんていらないよ!
だから…だからお願い…」
「今」を君と生きていく勇気があれば。
助けてって声が出せるなら。
- あらすじ
九条まつり。高校二年生。
新学期。憂鬱なクラス替え。
内向的なまつりは早速クラスに馴染めずに、席に座って俯くことしか出来ずにいた。
それなのに、陽キャの小高真翔に何故か気に入られてしまう。
それをきっかけに始まった、小さく積もっていく嫌がらせ。
私生活に「地獄」を抱えるまつりを更に追い詰めていく。
その地獄の中でまつりを救ってくれたのは、キラキラした表面に闇を隠していた真翔だった…。