男なんて大嫌い。
だから、恋なんてしない。
そんな私、高宮 結月(たかみや ゆづき)が
高2で同じクラスになったのは、
校内一のイケメン、篁 蒼空(たかむら そら)
芸能人顔負けのルックスでモテまくり、
来るもの拒まず。
だけど、関係を持ったらそこで終わり。
その女の子とは、一度きり。
出来ることなら関わりたくない、
一番嫌いなタイプの男子。
……なのに、
彼は私の親友、ありさの幼なじみで。
おまけに私の後ろの席で。
「高宮、俺と付き合わない?」
「……は? ふざけないでよ」
女に困ってなんかいないくせに、
何故だか私につきまとう――。
***
「高宮さん、僕と付き合いませんか?」
「ゆづだけに言う。あたし、本当は……」
「高宮のこと……
本気で好きだって言ったら、どうする?」
やめてよ、そんな言葉信じない。
私は人を好きになったりしない。
だって……。
恋なんて、きっと嘘。
2017.03〜2018.03.20
2018.09.25 野いちご文庫より文庫化
(原題 『恋なんて、きっと嘘。』)
(こちら編集前のデータとなり、
書籍版とは内容が異なります)
*special thanks*
榊あおいさま
未来のみーさま
ちびくま。さま
素敵なレビューをありがとうございます!
ケータイ小説 野いちご

書籍化作品
作品番号
1415207
最終更新日
2022/5/16
すき、きらい、恋わずらい。
Aki*/著
ジャンル/恋愛(学園)
296ページ 完
PV数/10,864,733・総文字数/129,154
あらすじを見る
高2の新学期、結月は学年イチの人気者の蒼空と席が前後に。いつも女子に囲まれていて、どの子にも笑顔で愛想よくふるまう蒼空は、結月の一番苦手なタイプ。そんなこともおかまいなしに話しかけてくる彼に、内心うんざりしていた。でも、家族との関係に悩み、傷ついていた結月を救ってくれたのも、蒼空だった。結月だけに見せる優しい素顔や意外な一面を知って、蒼空のことが気になりはじめるけど、なかなか素直になれなくて…。じれったすぎる初恋に、泣きキュン!