水瀬由仁さんのレビュー一覧

★★★★★
2017/05/28 19:47
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春と雪解け

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2015/07/04 23:45
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真夜中のおやつ

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2015/07/03 23:16
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ともに見上げた空は、

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2015/06/26 22:59
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不完全に結ばれた、

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2015/06/15 22:07
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餡はなくとも一心同鯛

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2014/08/29 11:16
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笑って、さよならを

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2014/08/05 22:19
「好き」があたしの原動力

いつも豚しょうが焼き弁当を買っていく赤いツナギの男の人。その人にどうしようもなく惹かれて。偶然見た彼のバイクに乗る姿に憧れて。 今までまったく接点がなかった新しい世界に、一歩踏み出すこと。緊張するし不安もあるけれど、きみがいるから。きみが嬉しそうに笑ってくれるから、よし頑張るぞ、って。 そのあったかくて幸せな気持ちが、あたしの原動力になる。 真白ちゃんがもう可愛くて可愛くて、このぶれない真っ直ぐさが大好きです。 私もバイクのことは全然わからないから、一緒に勉強してる気分。バイクショップでのお買い物にドキドキしたり、教習の場面でぐっと手に力が入ったり。(クランクで曲がるときになぜか私も身体が傾いてしまった!) 恋ごころってこんなにも人を動かしてくれる。いいなあ。真白ちゃんと光太郎さんのタンデムやツーリングを想像して、ふわーっと頬が緩んでしまう。そんな素敵なお話です。

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2014/07/27 16:36
パガニーニの思い出

17歳。たった17年間の歩みの中でも、大声上げて泣いたほどの後悔や胸の中に閉じ込めていた想いの理由はみんな違う。 青春というのは苦くて、甘酸っぱくて、ときには塩辛くて、脆くて、理不尽で、眩しくてきらきらしてる。 そんな日々を精一杯駆け抜けて、どこかで失敗してしまってもいいと思う。過ぎ去ったからといって、忘れてしまわなくてもいいと思う。 思い出っていつもきれいなわけじゃないけれど、こんなに愛おしいんだ。大切なんだ。涙が出るんだ。ページをめくりながら、もうずっと前に過ぎてしまった17歳の頃に思いを馳せました。 もう子どもじゃない、けれど大人にもなりきれない。もどかしくてたまらない、けれどかけがえのない日々が、私たちにもきっとあったのだと。 彼らの愛するショパンを聴きながら、私も一緒に彼らの未来へと泳いでいきたくなりました。 素敵なお話をありがとうございました。

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2014/02/20 22:23
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ひとつの恋の、おわりとはじまり。

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2014/02/19 02:56
僕が私が、振り向くとき。

永遠なんてこの世にはないのだと、僕たちは知っている。 知っているからこそ、脆く不確かな“今”を大切にしたくて、僕たちは少しだけ臆病になる。 風に向かう風見鶏がふと振り向いたとき、世界はどんなふうに見えるのかな。 僕の一歩を踏み出す勇気は、世界をどんなふうに変えていくのかな。 不思議な夢の中で風見鶏が語りかけてくる言葉は、胸の内をふわりとなでて、奥に沈んでいたもやもやを浮かび上がらせ、ひゅうと吹き飛ばしてくれる。 爽やかで清々しい。でも噛みしめながら深く深く味わってみてほしい。そんなお話です。 今いい風吹いてるよ。ちょっと振り向いてごらんよ。 景色はきっとあなたにも、きらきら優しく見えてくるはず。

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2014/02/16 00:06
ふわり、恋咲くバレンタイン

ビターチョコには、少しの涙ときみへの優しい想いを込めて。 ミルクチョコには、とろけるくらいに胸が高鳴る甘いシロップを溶かして。 叶う恋も破れる恋もあるけれど、好きな人を思って作ったチョコレートはやっぱり特別。たっぷり詰めた恋心は、甘くもなり苦くもなり、今日も誰かの心に届いていくのでしょう。 可愛らしくリボンを結んで、ほっこりあたたかく包み込まれたそれぞれのバレンタイン。どうぞご賞味ください。 あなたのお気に入りは、どのチョコレートですか?

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2014/01/18 22:26
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ときには、下を向いて。

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2014/01/04 01:34
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甘くやさしく、恋は染み込む。

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2013/11/28 21:58
それはきっと、やさしい世界。

今までずっと一緒にいた。これからもあたしたちは変わらないと思っていた。 「──芽衣子」 きみにやさしく名前を呼ばれて、瞼をとじた3秒後。 きみが笑った。 世界が、変わった。 *** 一緒に過ごした時間は、他のみんなよりは少しだけ長いかもしれない。でもまだまだ幼なじみ未満。そんなふたり。 桜餅とコーヒーのあたたかな香りに包まれて。きみと見つめ合った新しい世界は、きっと何よりも眩しくて、何よりも愛おしい。 トモダチから、恋への一歩。 ほのぼのとした中にたくさんの優しさがつまった、素敵なワンシーンです。 ぜひご一読ください。

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2013/10/26 11:43
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日々の中で、出会うものを。

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2013/09/26 21:48
つよがりを、ほどくように。

祭囃子の中に香る、甘く切ない金木犀。 会いたいよ。 でも言えないよ。 涼やかな風が、そっと頬を撫でていく。 頑なでつよがりな、わたしの心を解かしながら。 待ち焦がれた、あなたのぬくもりを探しながら。 *** 近すぎると見えなくなる。 離れすぎていても見失ってしまう。 会いたい、と素直に言えないくせに、結局ひとりで抱え込んで悩んでしまう。 心の中に閉じ込めてしまった思い。その蓋を開けるのは、とても勇気のいることだけれど。 でもきっと、彼も同じ気持ちでいてくれるから。 お互いに、誰よりも会いたい、って思っていたはずだから。 危うい恋に胸が詰まり、 そして金木犀の香りにふわりと包み込まれるような、やわらかく優しい読後感にほっこり。 秋の夜空にそっと染み込む、素敵なお話でした。

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★★★★★
2013/09/16 22:01
きみがくれた、道しるべ。

「その紙ヒコーキ、夢も希望も乗せてないからさ」 しゃんと伸ばした背中を眺めて 的射る鼓動に思いを馳せた。 いつか飛ばそう紙ヒコーキ 今度は、きみのとなりで。 未来が繋がる、あの青空へ。 *** 夢も目標もなく、ただなんとなく過ごす日々。 まだわからないから、と逃げてしまうのはとても簡単。 それでもいつかは決めなきゃいけない、だけど目を凝らしてもなかなか見えてこない、漠然とした将来への不安。 きっと誰もが経験したことのあるものだと思います。 そんなぐるぐると渦巻く悩みに、矢を一筋。――アオイくんが由宇ちゃんにくれたものは、不確かだけれど何よりも明るい、ひとつの未来でした。 作品全体に溢れるふんわりとしたあたたかさ、ほのぼのとした優しさが、大好きです。 今度こそ飛んでいける。ふたり一緒なら、大丈夫。 素敵なお話をありがとうございました。

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2013/08/25 11:13
きみと見上げた、空の色。

たなびく雲に手を振って 風がふわりと撫でる青色 ぼくのとなりで笑顔が咲いた 優しい想いを、空に奏でて。 *** 『空』を描いた詩集。 五七五七七調の美しい響きがそっと胸を打つ、ほのぼのとした20編です。 ひとりで見上げた空は眩しく、 ふたりで見上げた空は、こんなにも愛おしい。 淡くて、爽やかで、鮮やか。 切なくも優しい、空の色。 ぜひ、その目で触れてみてください。

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2013/08/19 20:48
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この小さな手に誓って

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2013/08/18 21:15
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黒き靄(MOYA)は語る

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