かなさんのレビュー一覧

★★★★★
2014/10/19 10:11
桐谷くんの悪い所はどこですか

過去の出来事から、ハーフっぽい外見に引け目を感じている小夏。高校でギャルになって、外見だけは派手にして、辛い失恋も気にしないフリをしていたけれどーー 桐谷くんの悪い所はどこですか!いや、ない!! 読み終えてそう言ってしまうほど、ヒーローの桐谷くんがとてもカッコよくて、乏しいはずのキュンセンサーが全力で働きました。 キュンもたっぷりなのに、爽やかさもあり、表現がとても綺麗な文章。読みやすさと内容の素敵さに、ページをめくる手が止まりません。 素の自分を見せるのも、辛い過去に向き合うのもすごく勇気のいることだけど、ちゃんと見てくれる素敵な殿方がいれば、大丈夫。できるんです。乙女はなんだってできちゃうんです。恋の力はすごいのです。 照れ顔ナイトの桐谷くんと、一生懸命で鈍感な小夏。二人のこれからを想像するとニンマリほっこり。爽やかで素敵なお話をありがとうございました!!

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★★★★★
2014/09/24 22:13
銀河と流れ星を見る

ずっと夢中だった。これからもずっと走り続けていく。そんな希望に満ち溢れていた世界にいた主人公に、突然訪れた絶望。世界は、もう広がらない。そんな彼女は、あるキッカケで向かった屋上で、綺麗な顔の男の子と出会いーー 心が洗われて、不要なものが流されたあとに、素晴らしいものを容れてくれるお話。陸上の回想シーンでは、フッとレーンに引き込まれたように鳥肌が立つ。二人で星空を見上げる描写に、奥底が滲む。 最終章では、二人の心の綺麗さとひたむきさに、思わず涙が溢れました。最後の、二人で走るシーンが、読者である私に教えてくれます。 失って、それはもう戻らなくて、それでも世界は終わりじゃない。ちゃんと広がっていく。光が、ある。 昴と、真夏が教えてくれます。 そしてまた、私たちも、誰かの光になれることを。 綺麗な涙を流して、前を向ける。素晴らしいお話を、ありがとうございました。

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★★★★★
2014/09/08 08:33
殴られるような、引きずり回されるような

普通高校生のひよは、同じクラスの綺麗な男の子、瑠樹亜のことが気になる。綺麗っていうか群れなくて、愛想をしなくて、失礼で、媚びなくて。気になるっていうか、もう超絶好きで。けれど、彼が抱えているものは、世界を終わらせたいと願うほど、大きなものでーー こんなに強く惹きつけられて、掴まれて、放してくれないお話に、久しぶりに出会いました。多大な筆力をお持ちの作者さんですが、練られた構成の中に散りばめられた、短く切られ、飾られず、感情をストレートに描いた言葉が、すごい勢いをもって胸に突き刺さる。読んでいる最中、動けなかった。ひたすらページをめくっていました。物語の引力を存分に味わえました。 痛みはあるかもしれないけれど、躊躇せず是非読んでほしい。最後に辿り着いてほしい。私は、このお話と世界が凄く凄く好き。この文章に何度でも心をぶつ切られたくなるし、何度でも救われに来たいと思う。

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★★★★★
2014/09/08 07:31
星を壊してでも

一番辛かった時。「ずっとそばにいる」。美輝には、そう約束してくれた幼なじみがいる。大切で、大好きで、いつしかそれは恋へと発展して、なのに彼は、別の可愛い女子と付き合いだして… まさかの展開に驚きながら、終盤。主人公と一緒に駆け抜けていくような感覚に、これぞいいよさんの疾走感!と、夢中でページをめくりました。 大切な人を笑顔にしたい。だから、そばにいたい。何かしてあげたい。いくらそう思っても、そばにいることを必要とされない。本音を、こぼしてくれない。 すごく切なかった。けれど、美輝がそんな自分の気持ちを押しとどめてまで、彼を笑顔にしてくれるモノを捜しに走った時には、キリキリと胸も喉も締め付けられました。 最後のシーンは、終わりの後の、新たな始まり。読み終えて、大切な人と星を見上げたくなる。そんな、爽やかで懸命で、素敵なお話です。

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★★★★★
2014/09/05 20:36
ネタバレ
空をゆびさして

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★★★★★
2014/08/27 21:00
心にみずみずしい、水滴

高校生。好きな男子がいる。彼の一番仲の良い女子は、きっとわたしで。けれど、彼の視線の先は、隣で笑うわたしじゃなく。ふわりと髪をそよがせる、あの子。 大好きな作者さんの短編、何度目かの再読。強く、引き戻されるお話です。 夏の情景。背中にかいた汗。溶けてしまったアイス。もやもやとゆがむ、景色。夏の、あの日。思い出す。その場に立っているかのよう。短い青春の、一度きりの夏。 丁寧で落ち着いた文章なのにも関わらず、10代のあの時に一気に気持ちを引っ張っていってくれるから、本当に不思議。やっぱりわたし、この作者さんが書く文章が好き。世界がある文章が大好き。 キリキリと切なくて、ギュウと切ない。いろんな切なさを味わって、読み終えて、心にみずみずしい水滴をまとえる。素敵なお話をありがとうございました。

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★★★★★
2014/08/25 01:12
想いが詰まった作品

親がウザい。ハブられてる友達のこと、見てるだけ。社会人の彼氏からは、あまり連絡ナシ。そんな、ゆううつでスッキリしない日常を過ごす主人公。でもある日、転校生として一人の男子がやってきてーー。 毎回ながら、幸さんの文章はすごく自然に心に入り込んできます。今回は、流れ込む文章の心地よさに加えて、強いメッセージを受け取ることができました。 まさに、今10代である方に、読んでほしいと思った。何もかもうっとおしくて、イライラする毎日。でも本当は、自分がどんなに周りに守られて、包まれているか。そのことに気づけるヒントが、このお話には沢山散らばっているから。 あなたは大丈夫だよ。 もっと強くなれるし、もっと素敵な人になっていけるよ。泣いたっていいよ。大丈夫だよ。 終盤のお母さんの言葉に、思わずうるり。作者さんの、暖かくて真っ直ぐで、心強いメッセージを、是非受け取ってください。

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★★★★★
2014/08/10 09:32
飽きさせないホラー

ある日突然、クラス内にシニガミチェーンメールが送られてくる。メールを受け取った生徒は、だれか一人に回すこと。最後までメールが回ってこなかった『モルテ』は、消される―― ホラー、普段はあまり読まないのですが、このお話は最後まで一気読みしてしまいました。 シニガミチェーンメールのルールにのっとり、何人も生徒が消えていく。その消え方が、いちいち飽きさせないんです。読み進めて、新たな展開に出会う都度、作者さんはお話作りが巧妙なんだなぁ!!と感服の思いでした。 絶望感、裏切り、本性、浮き彫りになる力関係。 後半になるにつれて、生徒たちが狂っていくかんじは、シニガミの存在より怖いものがありました。明日はどうなる。明日は我が身。友達が友達じゃ、なくなっていく。 一番怖いのって、人間の狂気だ。 まだまだ暑い夏。何重にも捻りを効かせた、背筋ゾクリ、のお話を是非。

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★★★★★
2014/08/06 14:33
愛がだだ漏れて仕方ない

お弁当屋さんで働くカノジョは、赤いつなぎのカレが気になる。カレがバイクに乗る姿を見て、免許を取ろうと思いたったカノジョ。さあどうなる、回転し始めた恋心。 読んでいて、わああと叫び出したくなる恋愛小説がこの世にあったとは…! かわいい〜!もう大っ好き!!真白ちゃん本当に好き。グダグダの可愛さに光太郎さんが落ちちゃうの、仕方ない。当然だよ。告白と病院のシーン、私も陥落したよ。一生懸命で強引で不器用で、行動派なくせに引っ込んじゃって。もうイロイロ収まらなくてバイクで走り出したいよ!オマケみたいになっちゃったけど、光太郎さんもほんと良い男。甘い言葉や行為がなくてもときめかせてくれる男性って、なかなか出会えないよ。走り出したいよ!!(大事なことなので二回) レビューになってないですが、こんなに脳内が乱れてしまうくらいとってもキュートなお話です。ほんと好き!悶え死ぬかと思った!!

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★★★★★
2014/07/25 02:17
ハジマリの手前

気を遣わない男女同士で焼肉。悪態はつけるし、煙草も吸える。だってあなたは、きみは、恋愛対象外。 会話が生きてるなぁ…!!それぞれが話す、内容。テンポ。掛け合い。まさに読ませる会話。うっまーい!!とおもっているうちに、そのうまさを越えて、心にしみてくるぬくいものがある。 由仁さんの他のお話を読んでいる身としては、とっても懐かしく感じるものがありました。文章の書き方、詰め方。少しずつ違っても、由仁さんのお話だなぁと思います。 等身大で、ウンウンって共感して、なにかしらの答えをくれて。あったかいのに、丁寧で。由仁さんはいつも、なにかのハジマリの手前を書くのがすごく上手だなぁと思う。 焼肉ジュウジュウ、煙をはさんだ男女の見事な掛け合い(ほんのすこしの駆け引き)と、10頁なのに心がむぎゅむぎゅする感じを、是非!味わってください。

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★★★★★
2014/07/22 02:15
これはちょっともうゼヒ読もう

この作者さん、なぜもっと早く読まなかったのか!後悔するくらい、素敵で魅力あるお話。要約が難しいお話なんて、なかなか出会えません。 とても辛い過去と、厳しい現実をちゃんと受け止めようとして、少し心を曲げながらも、生きている男子。女子。彼の、彼女の一挙一動に、心をゆさぶられる。文章に、青春をまるごと投入してるみたい。 淡い好き。名前のつけられない好き。狂おしいほどの好き。そうだよ。好きってほんとに色んな種類があるんだよなぁ。そのかき分けが、もうほんとに見事。青春の絵の具をワッと広げた疾走感はあるのに、文章は繊細で。真っすぐな想いに、ときめかされる。 清見の「だぜ」がすごく好きだ。清見も、朝日も、小雪も、登場人物みんなみんな大好き!小説のキャラクターにここまで入れ込めるとは思わなかった。 大切にしたいお話が増えました。今度は、出てきたピアノ曲を聴きながら読みたいです。

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★★★★★
2014/07/16 20:51
引力にやられる

乗り気でない合コンで、出会った男に言い寄られた。言い寄られる、というか。…劇団のヒロインに、スカウトされたといいますか。 お話を読ませてもろて、まず一言。 うまいなぁ…!!あっという間に引き込まれました。スゴイ。 しっかり書き込まれた文章、練られた構成。なのにテンポは保たれたまま。大人小説で中だるみになることなく、最後まで駆け抜けられるって、本当にすごいことだと思うんです。うん、まさしく引力があるお話。 晴海くんはもうとっても素敵。明日香ちゃんと合わさることでより一層素敵さが増す。でもメイン2人以外の登場人物も、誰1人欠かせない方ばかり!個性豊かで、本当に活き活きしてる。この人はこんな性格なんだよ、こういうところもあるけど、すっごく可愛いポイントもあるんだよ!って、紹介しちゃいたいくらい。 いいよ、これ!是非読もう!!意気込んでそう言っちゃいます。

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★★★★★
2014/07/16 20:12
とても濃密な短編集

1話目からグッと引き込まれて、気づいたら一気読み。 雨をモチーフにした、大人の短編集。全編それぞれ魅力があるのですが、全体を通して、まさしく『雨』だなぁ、と。 登場人物全員、本心が隠れているから。カラッとした天気のように、相手の気持ちが見えたりしないから。さらけ出してしまったり、隠したままでいるつもりだったのにこぼれてしまったり、隠したままだったり。絶妙です。そういう気持ちの見え隠れの点では1話が好き。お気に入りは2話だったり。 気づいたら一気読み、だったけれど、でも本当は、1つ1つ、じっくり噛み締めて読みたい。 幸せ、切なさ、ドキドキ。与えられる感情全てに余韻が残ります。ぜひご一読を。

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★★★★★
2014/07/05 02:42
心にスーッと

ずっと一緒だった幼なじみ。高校生になり環境が変わるにつれ、仲良しこよしの関係に生じるズレ。気づいてしまった想い。 まさに青春。半分過ぎてからはもう止まらなくて一気読みでした。 いつも思うのですが、この方の物語はスーッと心に入ってくるから、素直に受け取れる。素直に共感できるし、まるで自分が高校生になったような気持ちになれる。心地よい。 関係の移り変わり、危うさ。それでも残る絆の強さの表現には、毎度ながらあっぱれです。 最後に一言。読まれた方、絶対皆様同意見だと思いますが。 …真鍋が好きです!!! 爽やかで、季節を駆け抜けていく自転車のような。素敵なお話をありがとうございました。

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★★★★★
2014/06/10 21:00
ネタバレ
可愛いのはふたりとも

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★★★★★
2014/06/01 10:37
好き、好き、好き。

好きな人がいる。その人は、わたしの親友が好き。 好き、好き、好き。どれだけ言っても、頑張ってお菓子を届けても、あの人の視線が向かう先は…あの子。 片想いゆえの嫉妬、ズルい気持ち。例え後ろめたいものでも、この作者さんが描くと愛おしくなる。切なさに共感して、お話がグッと身近になる。 そして素敵だなぁと思うのは、出てくる人物、一人の気持ちもないがしろにしていないこと。朝日も、中村くんも、優衣も何かしら悩んだり抱えているものがある。そして、その全員のために一生懸命考えて動く主人公のひかりの姿、このお話そのものだなぁと思います。ひかりが可愛くて愛おしくて、このお話がとっても大好き。 一生懸命は、ちゃんと伝わるね。 真っ直ぐな好きは、ちゃんと届くね。 純粋で、あったかいなぁ。恋っていいなぁ。 ひかりと一緒にドキドキして、そしてめいっぱい、キュンとしてください。

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★★★★★
2014/05/26 15:13
濃密に流れる

大学生。濃密な夏。肌を重ねることから始まった、どこか歪な二人の関係。季節が移り変わり、二人が本物になるまで。 この方のお話は、痺れます。読んでいて脳みそが痺れる感じなんて、なかなか味わえるものじゃない。愛の描き方、切り取り方。凄いなぁ。水を含まない絵の具を、何度も塗り重ねたみたいだなぁ。 身体が求めること。心が求めること。それは必ずしもセットではなく、同時にやって来るものでもない。だから、二つの「欲しい」が重なって、さらには自分と相手と、二人分の気持ちが合わさるって奇跡なんだなぁ、と思う。 これは、本物の愛を描いた、奇跡のお話なんだと思います。本物の愛って、汚れていて、でもめちゃくちゃ綺麗だ。

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★★★★★
2014/04/05 15:35
愛おしいお話

みんなは彼を怖がるけれど、わたしは彼がすき。桜が見られる季節。学生時代の、淡い季節。 …なんて可愛いふたり! …なんて愛おしいお話なんだろう!! 劇的な設定ではないのに、ちょっとした、学校でのワンシーンのはずなのに。 少し読んだだけで、一気にこのふたりが大好きになってしまいました。ああ、もっとお話が続いていたらいいのに。 10ページなのです。なのに、彼女が彼を好きになる過程にウンウンと頷いてします。クマとネコじゃつりあわないかなぁ。この文も可愛くて、すごく好き。 つりあわなくないよ。むしろピッタリだよ。 仲良くお花見するふたりが目に浮かびます。心にほっこり、春を運んでくれるお話。ぜひご一読を。

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★★★★★
2014/01/31 03:19
青空を見上げる

読み始めてから、読み終えるまで。手が止まらなくてビックリです。 中学生の頃の恋の相手。同窓会で再会して、気持ちが再燃してしまうお話。でもそこには避けられない障害があって。 14歳の、淡い恋。それが蘇っていくさま。大きくなっていくさま。止まらない。止めなきゃ。でも止まれない。 気持ちの書き方が、絶妙でした。だから一気に読んでしまった。 ああ、うん、って。朱理の行動や想いに、頷いてしまった。 がっくり。なみだ。しあわせ。切なかった。嬉しかった。そんな全部を、一緒に体験していました。 点と点が、繋がって線になる。読み終えたとき、私の中にも生まれた、この感覚。 綺麗事ばかりじゃないって知ってしまった。そんな今でも、必死で誰かを好きになることができるんだね。きっと、この二人だからこそ。 月夜もいいけれど、青空も見上げたくなる。素敵な純愛を、有難うございました。

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★★★★★
2013/12/30 21:51
胸がぞわりと

一ページ読むたびに、胸をぞわり、ぞわり。内側から撫でられているような気がしました。 それは、なぜか。きっと私たちは、もう知っているから。 変わらないものなんてない。変わってしまったものが、元に戻るわけじゃない。 結婚して十五年を経た夫婦。今年のクリスマスは賭けだった。あなたをもう一度、愛せるか。あなたに愛されること。幸せを、二人で描くこと。 確かにあったものが、少しずつなくなって。『ない』ことを自分で確かめるのは、心を凍らせるくらい、痛いことで、悲しいことで、でもそれがリアル。 それでも此処に立っていること。考えさせられるお話です。

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