赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

そして白身魚のソテーを口にし、こっちの方が美味しいと結論付ける。



「本で読んだと言ったけれど……」

突然、メルリナが話の続きを始めた。


「字が読めるのね? 誰かに教わったのかしら?」

それは素朴な疑問としての言葉だった。先程よりは嫌味が取れている。


メルリナは義理の娘となるキサラにどう接すれば良いのか戸惑っているだけの様だった。