君が思い出になる前に

恋愛(ピュア)

君が思い出になる前に
作品番号
1790609
最終更新
2026/08/30
総文字数
8,492
ページ数
4ページ
ステータス
未完結
PV数
11
いいね数
1
広告代理店でプランナーとして働く葵、28歳。

仕事は充実していた。しかし、その忙しさと引き換えに、交際四年になる恋人・悠真との時間は少しずつ失われていた。

会話は減り、記念日は過ぎ去り、それでも「いつか落ち着いたら」と信じ続けていた二人。

そんなある日、悠真は静かに告げる。

「最近、葵の隣にいても、思い出の中の君と話してる気がする」

父の体調悪化をきっかけに、地方へ戻ることを決めた悠真。そして引っ越しまでの一週間、二人は"最後の思い出作り"として、初めて手をつないだ河川敷、雨宿りした喫茶店、未来を語り合った展望台など、かつての思い出の場所を巡ることになる。

思い出をたどるたびに見えてくるのは、幸せだった過去と、すれ違ってしまった現在。

失って初めて気づく、本当に大切だったもの。

これは、恋を取り戻す物語ではない。

別れを通して、自分自身と向き合い、前へ進む勇気を見つける、大人の切なくも温かな恋愛長編。

──あなたは、大切な人が「思い出」になる前に、その想いをきちんと伝えられますか。
あらすじ
広告代理店で働く28歳の葵は、仕事に追われ、交際4年の恋人・悠真との時間を少しずつ失っていた。そんなある日、悠真から「最近、君の隣にいても、思い出の中の君と話している気がする」と告げられる。父の体調悪化で故郷へ戻ることになった悠真。引っ越しまでの一週間、二人は思い出の場所を巡る。過去を辿るほど浮かび上がる、二人の現在の距離。葵は、失いかけて初めて、自分が本当に大切にしたかったものに気づいていく。

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