天気……今日もすっきりしない天気だった。雨は降らなかったが、太陽が顔をのぞかせることは、ほとんどなくて空を厚く覆った雲のなかにすっぽりと隠れていることが多かった。夕方になってやっと天気がいくぶん回復して、雲の切れ間から夕焼けが赤くのぞいているのが見えた。
昨日、サーカス団の公演が終わったあと、演目に満足できなかった馬小跳たちは楽屋裏に押しかけていって団長と渡り合っていた。途中でテレビ局の人がやってきたので、議論を一時棚上げにして、今日あらためて団長と話し合うことにしていた。そのために馬小跳たちは、けさ、指定された午前十時に再びサーカス小屋の前まで行くことにしていた。学校はまだ冬休み期間中で、一月十五日の元宵節が過ぎてから始まるので、馬小跳たちは今の時期はいつでも自由に翠湖公園に来ることができた。
翠湖公園の出入り口の近くにある眼鏡橋の上で馬小跳たちは落ち合うことにしていたので、ぼくもいっしょについていくために、朝の九時半頃、眼鏡橋の上までいった。すると馬小跳はもうすでに来ていて仲間の到着を待っていた。まず最初にやってきたのは張達だった。それから毛超がやってきて、そのあと杜真子がやってきた。杜真子が来るとは思っていなかったが、杜真子は馬小跳のいとこだから、馬小跳が杜真子を呼んだのではないかと、ぼくは思った。最後にやってきたのは唐飛だった。唐飛は杜真子が来ているのを見て、びっくりしていた。唐飛が杜真子に
「おまえの姿を昨日、サーカスの会場で見かけたよ。声をかけようかと思ったけど、そばにおまえのお母さんがいたから近づくことができなかった。おまえのお母さんは、おれたちのことを嫌っているから」
と言った。それを聞いて、杜真子のお母さんは、ぼくだけでなくて、馬小跳たちも嫌っているのだと思った。やんちゃ坊主ばかりだから、杜真子のお母さんは馬小跳たちを気に入らないのだろうかと、ぼくは思った。ぼくがいるのに気がついて唐飛が、ぼくを抱きあげながら
「笑い猫も来ていたのか」
と言った。ぼくはにっこりと笑みを浮かべた。
毛超が杜真子に
「おれは昨日の夕方のテレビニュースで、おまえのお母さんがサーカスの感想を述べている場面を見たよ。あんなにつまらないショーなのに、どうして、あんなに、ほめちぎっていたのだ」
と聞いていた。すると杜真子が
「わたしのお母さんも、本当はあまり楽しんではいなかったわ」
と意外なことを言った。それを聞いて毛超が、けげんそうな顔をしながら
「だったら、どうして、あんなに浮き浮きした顔をしながら『美しい演目を見て心が洗われました』と言っていたのか」
と、聞き返していた。すると杜真子が
「あれはお母さんの本心ではないわ。入場者に誰でも配られるパンフレットのなかに書かれていた言葉を、そのまま言っていただけです。権威のある演芸評論家がこのショーに寄せた推薦文がパンフレットに記載されていましたから」
と言った。ぼくはそれを聞いて、ショーの感想を聞かれた大人たちが、みんな、杜真子のお母さんと同じ感想を述べていた理由がやっと分かった。馬小跳たちも、あきれていた。
「見て面白くなかったら、インタビューを受けた親たちはどうして本当の気持ちを言わなかったのだろう」
唐飛がそう言って疑問を呈していた。
「自分をよく見せるためではないかな」
毛超がそう言った。
「そ、そうかもしれない」
張達は、どもりながら、そう答えていた。
馬小跳たちはそれからまもなく眼鏡橋をおりて、梅園の近くにあるサーカス小屋の前まで行った。出入口のところにいた初老のお年寄りに来たわけを話すと、しばらくしてから楽屋裏に案内された。
「おまえたち、やはり来たのか」
団長が無表情な顔でそう言った。
「あたりまえです。今日の十時に来るように言われたから、時間どおりに来ました」
馬小跳がそう答えていた。
「どうしてあんなものをサーカスとして宣伝したのか、ぼくたちの納得がいくように説明してください」
毛超がそう言った。
「サーカスとしなければ多くの人を呼び寄せることはできないと思ったからだ」
団長がそう答えた。
「でもサーカスでないものをサーカスとして呼び込むことは詐欺です。だましたとしか言いようがありません」
馬小跳がそう言った。それを聞いて団長は、むっとした顔をしながら
「ガキのくせに偉そうな口をきくな」
と言って、馬小跳を怒鳴りつけていた。馬小跳はそれでもひるまないで
「ぼくたちはサーカスを見に来ました。これは絶対にサーカスではありません。お金を返してください」
と言って気丈に対峙していた。
「おまえたちは、どのようなものをサーカスだと思っているのだ」
団長が聞いた。
「昨日も話したように、動物が曲芸をしたり、人がアクロバットを演じたり、ピエロが滑稽な仕草をして楽しませるようなものです」
馬小跳がそう答えていた。それを聞いて団長が
「おまえが言っていることが分からないことはない。しかし動物に芸を覚え込ませるには、かなりの時間とお金がかかる。それだけではない。動物に無理なことをさせるのは動物を虐待していることになるし、けがをしたりストレスがたまったら動物の寿命を縮めてしまうことになる。動物愛護の観点から今は動物によるサーカスは時代遅れなものとなっている。人によるアクロバットも危険極まりないものだし、へたをすれば重大な事故にもつながりかねない。ピエロによる芸も、ただ観客を楽しませるだけで、我々のサーカスが目指している芸術的な美しさを感じさせるものではない。これらの点を考えて、我々のサーカスでは動物は使わないし、人によるアクロバットもおこなわない。ピエロはいることはいるが客寄せに使うだけでステージの上にはあげない。もしピエロをステージの上にあげたら観客の目を惹きつけるにちがいないことは、わしもよく分かっている。しかしそれと引き換えに、ほかの団員が演じる芸術的な美しさに観客の目を注視させることができなくなる」
と言った。理路整然とした団長の見解を聞いて、馬小跳たちは、どう反論したらよいか分からないでいるように見えた。馬小跳たちはみんな動物が大好きなので、動物の虐待防止や、動物の愛護のために動物にきつい訓練をさせて芸を仕込まないのだと言われたら、異を唱えることができなかったからだと、ぼくは思った。人によるアクロバットも危険なことは馬小跳たちも十分に分かっていたから、事故が起きたら楽しいどころではなくなるので、曲芸がないサーカスはサーカスではないから入場料を返せとは言いにくくなっているように思えた。
団長は馬小跳たちに
「我々がおこなっているものは、おまえたち、子どもを楽しませるものではないことは、我々も百も承知している。しかし大人たちには興味深く感じられたのではないかと思う」
と言った。それを聞いて杜真子が
「わたしのお母さんはあまり楽しくないようでした」
と異を唱えていた。団長は杜真子のほうをじっと見ながら
「あれ、おまえは昨日の夕方のテレビニュースのなかに出ていた子だろう」
と聞いていた。
「そうです。サーカスが終わった直後に、テレビ局の人からインタビューを受けてショーの感想を聞かれたので、そのときのことがニュースで報道されていました。わたしは感想は何も述べなかったのですが、わたしのお母さんが感想を述べていました」
杜真子がそう答えていた。すると団長が
「おまえのお母さんは、『美しい演目を見て心が洗われました』と話していたではないか」
と言った。すると杜真子が
「あれはお母さんの本心ではありません。ここで配られたパンフレットのなかに書かれていた演芸評論家の言葉をそのまま話していただけです」
と答えていた。すると団長が
「我々は、おまえのお母さんに、そのように話してくださいと頼んだ覚えはないけどな」と言った。
「分かっています。でもそのように話したら、教養が高い人間のように見えるから、お母さんは本心を隠して、あのように言っていただけです。わたしのお母さんだけではありません。ほとんどのお母さんが、わたしのお母さんと同じように、自分を立派な人間に見せかけるために、本心を隠して同じことを言っていました」
杜真子がそう言っていた。団長はそれを聞いて、言葉を失っていた。馬小跳が団長に
「大人も子どもも楽しめないものばかりを演じて、お客さんからお金を取るのは詐欺です。動物による曲芸や、人間による空中アクロバットなどを演目に取り入れないのなら、せめてピエロをステージに出してください。ピエロがいないサーカスはサーカスではありません」
と言っていた。馬小跳の歯に衣着せぬ言い方に、団長は一瞬たじろいでから
「分かった。しばらく観客席で待っていろ」
と答えていた。
「分かりました」
馬小跳がそう答えていた。馬小跳はそれからまもなく、仲間たちといっしょに楽屋裏を出て、観客席の椅子の上に座っていた。するとしばらくしてからステージの上に、緑の地に黒い縦じまが入ったスイカ模様のつなぎを着たピエロが現れた。それを見て、馬小跳が興奮したような顔をしながら
「おー、これでこそサーカスだ」
と言った。ピエロは赤いシルクハットの帽子をかぶっていて、帽子の上には緑色をしたオウムがとまっていた。
「みなさん、こんにちは。わたしはスイカ―といいます」
ピエロが馬小跳たちにあいさつをしていた。
「こんにちは」
馬小跳たちは異口同音に、そう答えていた。するとそのあとすぐにオウムが
「こんにちは」
と返事した。それを聞いて馬小跳たちは楽しそうに笑っていた。オウムはそのあとピエロの帽子の上から飛び上がって、サーカス小屋のなかを、くるくると飛び交いながら、歌を歌い始めた。
戴花要戴大红花呀,
骑马要骑千里马。
……
とても上手な歌い方だった。馬小跳たちはオウムを見ながら、拍手を送っていた。ぼくも楽しくなったので、にこにこと笑いながらオウムを見ていた。
昨日、サーカス団の公演が終わったあと、演目に満足できなかった馬小跳たちは楽屋裏に押しかけていって団長と渡り合っていた。途中でテレビ局の人がやってきたので、議論を一時棚上げにして、今日あらためて団長と話し合うことにしていた。そのために馬小跳たちは、けさ、指定された午前十時に再びサーカス小屋の前まで行くことにしていた。学校はまだ冬休み期間中で、一月十五日の元宵節が過ぎてから始まるので、馬小跳たちは今の時期はいつでも自由に翠湖公園に来ることができた。
翠湖公園の出入り口の近くにある眼鏡橋の上で馬小跳たちは落ち合うことにしていたので、ぼくもいっしょについていくために、朝の九時半頃、眼鏡橋の上までいった。すると馬小跳はもうすでに来ていて仲間の到着を待っていた。まず最初にやってきたのは張達だった。それから毛超がやってきて、そのあと杜真子がやってきた。杜真子が来るとは思っていなかったが、杜真子は馬小跳のいとこだから、馬小跳が杜真子を呼んだのではないかと、ぼくは思った。最後にやってきたのは唐飛だった。唐飛は杜真子が来ているのを見て、びっくりしていた。唐飛が杜真子に
「おまえの姿を昨日、サーカスの会場で見かけたよ。声をかけようかと思ったけど、そばにおまえのお母さんがいたから近づくことができなかった。おまえのお母さんは、おれたちのことを嫌っているから」
と言った。それを聞いて、杜真子のお母さんは、ぼくだけでなくて、馬小跳たちも嫌っているのだと思った。やんちゃ坊主ばかりだから、杜真子のお母さんは馬小跳たちを気に入らないのだろうかと、ぼくは思った。ぼくがいるのに気がついて唐飛が、ぼくを抱きあげながら
「笑い猫も来ていたのか」
と言った。ぼくはにっこりと笑みを浮かべた。
毛超が杜真子に
「おれは昨日の夕方のテレビニュースで、おまえのお母さんがサーカスの感想を述べている場面を見たよ。あんなにつまらないショーなのに、どうして、あんなに、ほめちぎっていたのだ」
と聞いていた。すると杜真子が
「わたしのお母さんも、本当はあまり楽しんではいなかったわ」
と意外なことを言った。それを聞いて毛超が、けげんそうな顔をしながら
「だったら、どうして、あんなに浮き浮きした顔をしながら『美しい演目を見て心が洗われました』と言っていたのか」
と、聞き返していた。すると杜真子が
「あれはお母さんの本心ではないわ。入場者に誰でも配られるパンフレットのなかに書かれていた言葉を、そのまま言っていただけです。権威のある演芸評論家がこのショーに寄せた推薦文がパンフレットに記載されていましたから」
と言った。ぼくはそれを聞いて、ショーの感想を聞かれた大人たちが、みんな、杜真子のお母さんと同じ感想を述べていた理由がやっと分かった。馬小跳たちも、あきれていた。
「見て面白くなかったら、インタビューを受けた親たちはどうして本当の気持ちを言わなかったのだろう」
唐飛がそう言って疑問を呈していた。
「自分をよく見せるためではないかな」
毛超がそう言った。
「そ、そうかもしれない」
張達は、どもりながら、そう答えていた。
馬小跳たちはそれからまもなく眼鏡橋をおりて、梅園の近くにあるサーカス小屋の前まで行った。出入口のところにいた初老のお年寄りに来たわけを話すと、しばらくしてから楽屋裏に案内された。
「おまえたち、やはり来たのか」
団長が無表情な顔でそう言った。
「あたりまえです。今日の十時に来るように言われたから、時間どおりに来ました」
馬小跳がそう答えていた。
「どうしてあんなものをサーカスとして宣伝したのか、ぼくたちの納得がいくように説明してください」
毛超がそう言った。
「サーカスとしなければ多くの人を呼び寄せることはできないと思ったからだ」
団長がそう答えた。
「でもサーカスでないものをサーカスとして呼び込むことは詐欺です。だましたとしか言いようがありません」
馬小跳がそう言った。それを聞いて団長は、むっとした顔をしながら
「ガキのくせに偉そうな口をきくな」
と言って、馬小跳を怒鳴りつけていた。馬小跳はそれでもひるまないで
「ぼくたちはサーカスを見に来ました。これは絶対にサーカスではありません。お金を返してください」
と言って気丈に対峙していた。
「おまえたちは、どのようなものをサーカスだと思っているのだ」
団長が聞いた。
「昨日も話したように、動物が曲芸をしたり、人がアクロバットを演じたり、ピエロが滑稽な仕草をして楽しませるようなものです」
馬小跳がそう答えていた。それを聞いて団長が
「おまえが言っていることが分からないことはない。しかし動物に芸を覚え込ませるには、かなりの時間とお金がかかる。それだけではない。動物に無理なことをさせるのは動物を虐待していることになるし、けがをしたりストレスがたまったら動物の寿命を縮めてしまうことになる。動物愛護の観点から今は動物によるサーカスは時代遅れなものとなっている。人によるアクロバットも危険極まりないものだし、へたをすれば重大な事故にもつながりかねない。ピエロによる芸も、ただ観客を楽しませるだけで、我々のサーカスが目指している芸術的な美しさを感じさせるものではない。これらの点を考えて、我々のサーカスでは動物は使わないし、人によるアクロバットもおこなわない。ピエロはいることはいるが客寄せに使うだけでステージの上にはあげない。もしピエロをステージの上にあげたら観客の目を惹きつけるにちがいないことは、わしもよく分かっている。しかしそれと引き換えに、ほかの団員が演じる芸術的な美しさに観客の目を注視させることができなくなる」
と言った。理路整然とした団長の見解を聞いて、馬小跳たちは、どう反論したらよいか分からないでいるように見えた。馬小跳たちはみんな動物が大好きなので、動物の虐待防止や、動物の愛護のために動物にきつい訓練をさせて芸を仕込まないのだと言われたら、異を唱えることができなかったからだと、ぼくは思った。人によるアクロバットも危険なことは馬小跳たちも十分に分かっていたから、事故が起きたら楽しいどころではなくなるので、曲芸がないサーカスはサーカスではないから入場料を返せとは言いにくくなっているように思えた。
団長は馬小跳たちに
「我々がおこなっているものは、おまえたち、子どもを楽しませるものではないことは、我々も百も承知している。しかし大人たちには興味深く感じられたのではないかと思う」
と言った。それを聞いて杜真子が
「わたしのお母さんはあまり楽しくないようでした」
と異を唱えていた。団長は杜真子のほうをじっと見ながら
「あれ、おまえは昨日の夕方のテレビニュースのなかに出ていた子だろう」
と聞いていた。
「そうです。サーカスが終わった直後に、テレビ局の人からインタビューを受けてショーの感想を聞かれたので、そのときのことがニュースで報道されていました。わたしは感想は何も述べなかったのですが、わたしのお母さんが感想を述べていました」
杜真子がそう答えていた。すると団長が
「おまえのお母さんは、『美しい演目を見て心が洗われました』と話していたではないか」
と言った。すると杜真子が
「あれはお母さんの本心ではありません。ここで配られたパンフレットのなかに書かれていた演芸評論家の言葉をそのまま話していただけです」
と答えていた。すると団長が
「我々は、おまえのお母さんに、そのように話してくださいと頼んだ覚えはないけどな」と言った。
「分かっています。でもそのように話したら、教養が高い人間のように見えるから、お母さんは本心を隠して、あのように言っていただけです。わたしのお母さんだけではありません。ほとんどのお母さんが、わたしのお母さんと同じように、自分を立派な人間に見せかけるために、本心を隠して同じことを言っていました」
杜真子がそう言っていた。団長はそれを聞いて、言葉を失っていた。馬小跳が団長に
「大人も子どもも楽しめないものばかりを演じて、お客さんからお金を取るのは詐欺です。動物による曲芸や、人間による空中アクロバットなどを演目に取り入れないのなら、せめてピエロをステージに出してください。ピエロがいないサーカスはサーカスではありません」
と言っていた。馬小跳の歯に衣着せぬ言い方に、団長は一瞬たじろいでから
「分かった。しばらく観客席で待っていろ」
と答えていた。
「分かりました」
馬小跳がそう答えていた。馬小跳はそれからまもなく、仲間たちといっしょに楽屋裏を出て、観客席の椅子の上に座っていた。するとしばらくしてからステージの上に、緑の地に黒い縦じまが入ったスイカ模様のつなぎを着たピエロが現れた。それを見て、馬小跳が興奮したような顔をしながら
「おー、これでこそサーカスだ」
と言った。ピエロは赤いシルクハットの帽子をかぶっていて、帽子の上には緑色をしたオウムがとまっていた。
「みなさん、こんにちは。わたしはスイカ―といいます」
ピエロが馬小跳たちにあいさつをしていた。
「こんにちは」
馬小跳たちは異口同音に、そう答えていた。するとそのあとすぐにオウムが
「こんにちは」
と返事した。それを聞いて馬小跳たちは楽しそうに笑っていた。オウムはそのあとピエロの帽子の上から飛び上がって、サーカス小屋のなかを、くるくると飛び交いながら、歌を歌い始めた。
戴花要戴大红花呀,
骑马要骑千里马。
……
とても上手な歌い方だった。馬小跳たちはオウムを見ながら、拍手を送っていた。ぼくも楽しくなったので、にこにこと笑いながらオウムを見ていた。

