チェンジ・アクト!〜桁外れの演技力とメイクの力で別人潜入調査!?〜

伊月さんが部屋を出ると、帆高くんが私に声をかける。

『優和、今の演技も俺に伝える気持ちで演じたの?』

そう問いかける帆高くんは、もう私の答えを知っているようで。

楽しそうな声色で、私の返答を待っている。

それがちょっと悔しくて、私はついそっぽを向いて返事をしてしまう。

「そうだよっ」

それでも、べルルから聞こえた声は……



『俺も優和と出会えて良かった』



それが私たちの絆がまた強くなった瞬間だった。