愛されることを知らない私は、御曹司様と出会い溺愛される
恋愛(ピュア)
完
96
海咲雪／著
- 作品番号
- 1722340
- 最終更新
- 2024/04/24
- 総文字数
- 16,816
- ページ数
- 55ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 194,460
- いいね数
- 96
【この作品は、第一回デビュー応援コンテスト・テーマ『溺愛×スカッと』応募作品です！】
ずっと私の世界は暗かった。
歴史のある財閥の娘であっても、家族からの愛は得られなかった。
高校を卒業して、家を出るために就職したはずなのに。
「深井さんって暗いよね」
「仕事は好きそうだし、押し付けちゃえば？」
「いいね、どうせ文句も言わないし」
職場でも馴染めずに、ただ毎日を過ごしていた。
そんなある日、我儘な妹がやって来た。
「私、愛のある結婚がしたくなっちゃった！お姉ちゃん、この縁談変わって？」
断れずに、縁談に向かうしかなかった。
これからもずっと苦しいだけの日々が続くはずだったのに……
「陽月。安心して、笑って。もう一人で不安で震えないで」
「やっと陽月に近づけたんだ。俺とちゃんと向き合って。俺と目を合わせて」
「これくらいで大袈裟だね。俺はもっと陽月に近づきたいのに」
「陽月、俺と結婚しませんか？」
暗い世界に明かりが差し込み始めて、私は愛を知る。
【登場人物】
深井 陽月[ふかい ひづき]・・・24歳。深井財閥の令嬢でありながら、虐げられる生活を送っている。優しい性格だが、自分に自信がない。
×
滝田 奏吾[たきだ そうご]・・・27歳。滝田財閥の御曹司。陽月のことを前から知っていた……？
ずっと私の世界は暗かった。
歴史のある財閥の娘であっても、家族からの愛は得られなかった。
高校を卒業して、家を出るために就職したはずなのに。
「深井さんって暗いよね」
「仕事は好きそうだし、押し付けちゃえば？」
「いいね、どうせ文句も言わないし」
職場でも馴染めずに、ただ毎日を過ごしていた。
そんなある日、我儘な妹がやって来た。
「私、愛のある結婚がしたくなっちゃった！お姉ちゃん、この縁談変わって？」
断れずに、縁談に向かうしかなかった。
これからもずっと苦しいだけの日々が続くはずだったのに……
「陽月。安心して、笑って。もう一人で不安で震えないで」
「やっと陽月に近づけたんだ。俺とちゃんと向き合って。俺と目を合わせて」
「これくらいで大袈裟だね。俺はもっと陽月に近づきたいのに」
「陽月、俺と結婚しませんか？」
暗い世界に明かりが差し込み始めて、私は愛を知る。
【登場人物】
深井 陽月[ふかい ひづき]・・・24歳。深井財閥の令嬢でありながら、虐げられる生活を送っている。優しい性格だが、自分に自信がない。
×
滝田 奏吾[たきだ そうご]・・・27歳。滝田財閥の御曹司。陽月のことを前から知っていた……？
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…