チェンジ・アクト!〜桁外れの演技力とメイクの力で別人潜入調査!?〜

まだ実感がわかない中、べルルから声が聞こえた。

『よくやった、優和』

帆高くんの声でやっと嬉しさが込み上げてくる。

今なら、きっと帆高くんにこの気持ちを伝えられる。

「帆高くん、あのね。さっきの演技の言葉、私は帆高くんに伝える気持ちで演じたの」

帆高くんは何かを噛み締めるように、しばらく口を開かなかった。

それでも、やっと聞こえた声は……


『……俺も優和となら、進める気がする』


帆高くんのその言葉だけで、私はまた強くなれる気がした。