そのころ比叡山の僧侶で、「僧都」という役職の立派な人がいらっしゃった。
八十歳過ぎの母君と五十歳くらいの妹君はどちらも尼になっていて、比叡山の麓の家に母娘でお暮らしになっている。
この大尼君と尼君が長谷寺にお参りするというので、僧都は弟子をお供につけて道中のお世話をさせなさった。
八十歳過ぎの母君と五十歳くらいの妹君はどちらも尼になっていて、比叡山の麓の家に母娘でお暮らしになっている。
この大尼君と尼君が長谷寺にお参りするというので、僧都は弟子をお供につけて道中のお世話をさせなさった。



