ポンコツ執事なのに、お嬢様に溺愛される

恋愛(ピュア)

ポンコツ執事なのに、お嬢様に溺愛される
作品番号
1777898
最終更新
2026/06/03
総文字数
156,354
ページ数
148ページ
ステータス
完結
PV数
5,522
いいね数
13





こんなはずじゃなかったんです。




『今日から、私の娘の執事として働いてもらう』


『……はいぃ!?』



ただの地味な大学生だったんです。


格ゲーが好きな、ただのオタクだったんです。



『あんたが私の執事? 有り得ないんだけど』



ですよね。そうですよね。
僕だってそう思います。


だって、雇われた先は、
世界中の金融を牛耳る、白銀の王座。



白鷺財閥。



その超超有名な大豪邸に住み込みで働くなんて、
何処のファンタジーですかって話ですよ。



『ちょっと、私の目を見て話しなさいよ』



それは無理です。


漫画の世界から出てきたような美少女を前に、
まともになんてなれるわけが。



『あのー、お嬢様……? 何故、僕が髪を梳かれているんでしょう』

『細かいことは気にしない気にしない』



気にしないと、貴方の父親に僕が叱られるんです。



『やっと見つけた。私の、たった一人の執事。……もう二度と、逃さないわ』



何をさせてもダメダメで、ポンコツ執事だったはずなのに。



貴方は、この世界の誰よりも───。




家事、駄目。
性格、内気。
自己肯定感、奈落の底。


そんな僕が、一人のお嬢様に仕える変なお話。









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