暗くなったので都にお戻りになる。
ご正妻へのお土産として、美しい花や紅葉の枝などを折らせなさった。
女二の宮様のことは、ご正妻としてきちんと大切になさっているの。
ただ、あくまで「恐れ多い内親王様」としてお扱いになるから、仲睦まじい夫婦らしさはおありでない。
母君のいないこの姫宮様を、帝はふつうの父親のようにご心配なさっている。
薫の君の母君である尼宮様にくれぐれもお願いなさるの。
薫の君は主人にお仕えするように姫宮様を大切になさる一方で、地方長官の継娘に恋をなさっているのだから、さぞお心はお忙しいことでしょうね。
ご正妻へのお土産として、美しい花や紅葉の枝などを折らせなさった。
女二の宮様のことは、ご正妻としてきちんと大切になさっているの。
ただ、あくまで「恐れ多い内親王様」としてお扱いになるから、仲睦まじい夫婦らしさはおありでない。
母君のいないこの姫宮様を、帝はふつうの父親のようにご心配なさっている。
薫の君の母君である尼宮様にくれぐれもお願いなさるの。
薫の君は主人にお仕えするように姫宮様を大切になさる一方で、地方長官の継娘に恋をなさっているのだから、さぞお心はお忙しいことでしょうね。



