匂宮(におうのみや)様はひと眠りなさって、お昼近くにやっとお起きになった。 ご機嫌(きげん)伺(うかが)いの貴族たちがたくさんお屋敷に来ている。 明石(あかし)の中宮(ちゅうぐう)様のご体調が回復(かいふく)したので、宮様はのんびりしたご気分でお客様たちと過ごされる。