野いちご源氏物語 五〇 東屋(あずまや)

匂宮(におうのみや)様はひと眠りなさって、お昼近くにやっとお起きになった。
機嫌(きげん)(うかが)いの貴族たちがたくさんお屋敷に来ている。
明石(あかし)中宮(ちゅうぐう)様のご体調が回復(かいふく)したので、宮様はのんびりしたご気分でお客様たちと過ごされる。