ご夫婦がご寝室に入ってしまわれたので、若君は若い女房や乳母があやしている。
ご機嫌伺いの貴族たちが何人も来ているけれど、宮様は面倒がってご寝室から出ていらっしゃらない。
そのうちお食事が運ばれてきた。
どこを見ても気高いお暮らしぶりなの。
<私もできるかぎり暮らしを優雅に整えようとしてきたけれど、ここは別世界だ。姫を匂宮様のお隣に置いてみたらどうだろう。それほど不釣り合いでもないのではないか。夫がたいそうかわいがって、中宮にもしたいと思っている娘たちは、同じ我が子とはいえ姫とまったく違う。姫には特別な雰囲気があるのだ。やはり結婚相手は高望みした方がよいのでは>
興奮して一晩中考え続けている。
ご機嫌伺いの貴族たちが何人も来ているけれど、宮様は面倒がってご寝室から出ていらっしゃらない。
そのうちお食事が運ばれてきた。
どこを見ても気高いお暮らしぶりなの。
<私もできるかぎり暮らしを優雅に整えようとしてきたけれど、ここは別世界だ。姫を匂宮様のお隣に置いてみたらどうだろう。それほど不釣り合いでもないのではないか。夫がたいそうかわいがって、中宮にもしたいと思っている娘たちは、同じ我が子とはいえ姫とまったく違う。姫には特別な雰囲気があるのだ。やはり結婚相手は高望みした方がよいのでは>
興奮して一晩中考え続けている。



