「風呂、入ってくる」
「えっ!?今!?」
「…汗、すごいから、ちあがぎゅーってしてくれない」
「なっ…、かわっ…」
かわいい…!!
「そ、そんなの気にならないよ!」
しかも、今更!さっきまで、ぎゅーしてたじゃん!
かわいい、すきっ!
思わず、ぎゅっと抱き着いてしまった。
冷えピタは、床に落ちたけど、知らない。
かわいい、ハルくん、かわいい。
「なに?一緒に風呂入りたいの?……ちあの変態」
「なっ…そんなこと言ってないもんっ!」
「そう?俺は大歓迎だけど」
私を見下ろしながら、そんなこと言ってくる。
ほんのりと顔は赤いけど、さっきよりもだいぶ楽そう。
子どもみたいに拗ねてたのに、こうして見下ろされると―― 身長差とか、体格差とか、そういうのを考えてしまって、どうしようもなくドキドキする。
「じゃ、行ってくるね。キッチン使わないでね」
完全に信用されてないけど、もう遅いからね。



