【2.26公開】ハルくんの、かくしごと。




「風呂、入ってくる」

「えっ!?今!?」

「…汗、すごいから、ちあがぎゅーってしてくれない」

「なっ…、かわっ…」



かわいい…!!



「そ、そんなの気にならないよ!」



しかも、今更!さっきまで、ぎゅーしてたじゃん!

かわいい、すきっ!


思わず、ぎゅっと抱き着いてしまった。
冷えピタは、床に落ちたけど、知らない。

かわいい、ハルくん、かわいい。



「なに?一緒に風呂入りたいの?……ちあの変態」

「なっ…そんなこと言ってないもんっ!」

「そう?俺は大歓迎だけど」



私を見下ろしながら、そんなこと言ってくる。
ほんのりと顔は赤いけど、さっきよりもだいぶ楽そう。

子どもみたいに拗ねてたのに、こうして見下ろされると―― 身長差とか、体格差とか、そういうのを考えてしまって、どうしようもなくドキドキする。



「じゃ、行ってくるね。キッチン使わないでね」



完全に信用されてないけど、もう遅いからね。