笛の少年たちもよくがんばったわ。
「眠たくなっただろうに。今夜の音楽会は短い時間で終わらせるつもりだったが、あまりにどの楽器もよい音色だったから遅くなってしまった。かわいそうなことをしたね」
玉葛の君のご子息にご自分のお着物を脱いでお与えになる。
大将様と雲居の雁のご子息には紫の上からご褒美が出た。
つづいて姫宮様が大将様にご褒美をお出しになったので、源氏の君は、
「これはどうしたことだろう。まずは師匠にご褒美をくださると思っていたのに。悲しいではありませんか」
と冗談をおっしゃる。
すると、姫宮様は笛を差し上げなさる。
とてもよい高麗笛なの。
少しお吹きになると、退出しかけていた大将様が立ち止まって、ご子息の笛を借りてお合わせになる。
とてもお上手で、さすがこちらも源氏の君がお教えになったお弟子でいらっしゃる。
「眠たくなっただろうに。今夜の音楽会は短い時間で終わらせるつもりだったが、あまりにどの楽器もよい音色だったから遅くなってしまった。かわいそうなことをしたね」
玉葛の君のご子息にご自分のお着物を脱いでお与えになる。
大将様と雲居の雁のご子息には紫の上からご褒美が出た。
つづいて姫宮様が大将様にご褒美をお出しになったので、源氏の君は、
「これはどうしたことだろう。まずは師匠にご褒美をくださると思っていたのに。悲しいではありませんか」
と冗談をおっしゃる。
すると、姫宮様は笛を差し上げなさる。
とてもよい高麗笛なの。
少しお吹きになると、退出しかけていた大将様が立ち止まって、ご子息の笛を借りてお合わせになる。
とてもお上手で、さすがこちらも源氏の君がお教えになったお弟子でいらっしゃる。



