月明かりがないころなので、濡れ縁のあちこちに灯りを下げてある。
まだ演奏はつづいているけれど、源氏の君は女君たちがどんなご様子か気になって見てまわられるの。
姫宮様は小柄でかわいらしくて、まるでお着物だけがそこにあるような感じがする。
大人の女性らしい美しさは足りないけれど、上品で儚げでいらっしゃる。
<いかにも最高に尊いご身分の女性だ>
と源氏の君はお思いになる。
明石の女御様は宮様と同じように上品で、もう少し大人の女性らしさがおありよ。
奥ゆかしくてご立派な雰囲気で、後宮のお妃様たちのなかでも別格でいらっしゃるでしょうね。
紫の上は豊かなお髪が印象的。
お体も華奢すぎず、あたりがぱっと明るくなるようなお美しさなの。
こういう方たちに囲まれては身分の低い明石の君は劣って見えそうだけれど、そんなことはない。
お振舞いはご立派で、深い教養が伝わってくるから上品に見える。
女房のような格好で謙遜しているけれど、さすが女御様のご生母だという品格があるわ。
まだ演奏はつづいているけれど、源氏の君は女君たちがどんなご様子か気になって見てまわられるの。
姫宮様は小柄でかわいらしくて、まるでお着物だけがそこにあるような感じがする。
大人の女性らしい美しさは足りないけれど、上品で儚げでいらっしゃる。
<いかにも最高に尊いご身分の女性だ>
と源氏の君はお思いになる。
明石の女御様は宮様と同じように上品で、もう少し大人の女性らしさがおありよ。
奥ゆかしくてご立派な雰囲気で、後宮のお妃様たちのなかでも別格でいらっしゃるでしょうね。
紫の上は豊かなお髪が印象的。
お体も華奢すぎず、あたりがぱっと明るくなるようなお美しさなの。
こういう方たちに囲まれては身分の低い明石の君は劣って見えそうだけれど、そんなことはない。
お振舞いはご立派で、深い教養が伝わってくるから上品に見える。
女房のような格好で謙遜しているけれど、さすが女御様のご生母だという品格があるわ。



