「今年最初の図書委員を始めるぞ。まずは各自自己紹介をした後に委員長と副委員長を決める。委員長と副委員長が決まったら、あとは委員長と副委員長に司会をバトンタッチして、図書当番を決めるぞ。図書当番や図書委員の仕事内容については上野から説明してもらうから。じゃあまずは三年生から自己紹介をしてくれ」
そして国下先生に促されて三年生のAクラスから順に名前とクラスを述べる。二年生、一年生と挨拶をした後に図書委員長と図書副委員長を決めることになったけれども、そこは図書委員を三年目という田名先輩と温品先輩がそれぞれ立候補したのですぐに決まった。
田名先輩が委員長、温品先輩が副委員長と決まったところで、国下先生は引っ込んで先輩たちが話し始めたのだった。
「じゃあ図書当番を決めるぞ。図書当番っていうのは、毎週持ち回りで昼休みに図書館に来て、図書館のカウンターで本の貸出と返却を行う。返却された本が多い時は司書の田中さんと手分けして本を棚に戻すぞ」
ここの図書館の唯一の司書である田中さんは今はカウンターに座っている。黒いエプロン姿で真っ白な白髪と白い髭が特徴的な田中さんはサンタクロースに似ているってこっそり思っているんだよね。
「詳しい本の貸出と返却の方法は図書当番の日に上野さんか田中さんから教わってくれ。組み合わせだが、一年生は二年生か三年生と組むか。初めての図書委員で分からないこともあるだろう。三年生の中には図書委員を何年も担当している奴がいるから、分からないことはなんでも相談してくれ」
話し合いの結果、わたしたちのクラスは田名先輩と温品先輩の三年Bクラスとペアを組むことになった。
早速明日の昼休みから図書当番だって。緊張しちゃうな~。
それから図書委員の一年間の活動内容が国下先生から説明された。図書委員は日々の図書委当番以外にも、夏休みの一週間に図書館を閉めて行われる蔵書点検と秋にある文化祭で催し物としてイベントの企画と運営するみたい。
文化祭については各クラスの出し物や催し物との兼ね合いもあるから、参加できる人だけで良いって言われたけど。
うちは担任の先生が図書委員の顧問である国下先生だから、図書委員を優先させられそうだな……。
それから図書委員会は順調に進み、最後に国下先生から話があるとのことで、再び田部先輩から国下先生に司会が戻る。
「それじゃあ先生からの連絡として、今年から始まる新しい図書委員の仕事について話をする。今からプリントを回すから、一人一部受け取れ。説明は上野、頼んだ」
「了解です、先輩……じゃなかった。国下先生」
そう言って国下先生と上野さんが前から順番にプリントを回し始めたので、わたしも一枚受け取って後ろの人に回す。
そして何気なくプリントを眺めたわたしは「えっ……」と言葉を失ったのだった。
そして国下先生に促されて三年生のAクラスから順に名前とクラスを述べる。二年生、一年生と挨拶をした後に図書委員長と図書副委員長を決めることになったけれども、そこは図書委員を三年目という田名先輩と温品先輩がそれぞれ立候補したのですぐに決まった。
田名先輩が委員長、温品先輩が副委員長と決まったところで、国下先生は引っ込んで先輩たちが話し始めたのだった。
「じゃあ図書当番を決めるぞ。図書当番っていうのは、毎週持ち回りで昼休みに図書館に来て、図書館のカウンターで本の貸出と返却を行う。返却された本が多い時は司書の田中さんと手分けして本を棚に戻すぞ」
ここの図書館の唯一の司書である田中さんは今はカウンターに座っている。黒いエプロン姿で真っ白な白髪と白い髭が特徴的な田中さんはサンタクロースに似ているってこっそり思っているんだよね。
「詳しい本の貸出と返却の方法は図書当番の日に上野さんか田中さんから教わってくれ。組み合わせだが、一年生は二年生か三年生と組むか。初めての図書委員で分からないこともあるだろう。三年生の中には図書委員を何年も担当している奴がいるから、分からないことはなんでも相談してくれ」
話し合いの結果、わたしたちのクラスは田名先輩と温品先輩の三年Bクラスとペアを組むことになった。
早速明日の昼休みから図書当番だって。緊張しちゃうな~。
それから図書委員の一年間の活動内容が国下先生から説明された。図書委員は日々の図書委当番以外にも、夏休みの一週間に図書館を閉めて行われる蔵書点検と秋にある文化祭で催し物としてイベントの企画と運営するみたい。
文化祭については各クラスの出し物や催し物との兼ね合いもあるから、参加できる人だけで良いって言われたけど。
うちは担任の先生が図書委員の顧問である国下先生だから、図書委員を優先させられそうだな……。
それから図書委員会は順調に進み、最後に国下先生から話があるとのことで、再び田部先輩から国下先生に司会が戻る。
「それじゃあ先生からの連絡として、今年から始まる新しい図書委員の仕事について話をする。今からプリントを回すから、一人一部受け取れ。説明は上野、頼んだ」
「了解です、先輩……じゃなかった。国下先生」
そう言って国下先生と上野さんが前から順番にプリントを回し始めたので、わたしも一枚受け取って後ろの人に回す。
そして何気なくプリントを眺めたわたしは「えっ……」と言葉を失ったのだった。



