ミー先生……神秘のベールに包まれた若い女教師。唐の時代からタイムスリップして現代に来ている。魔法使いでもあり仙人でもあり、不思議な傘を持っている。傘を広げて空を飛んだり、傘の柄についているボタンを押して子どもたちに空中飛行をさせることができる。子どもたちをタンチョウの背中に乗せて空をツーリングさせることもできる。子どもたちの夢を集めて分析して、いやな夢にうなされている子どもがいたら、元気を回復させるために『雲の上の学校』に連れていく。

笑い猫……心のなかにある様々な思いを笑いで表現する猫。にっこりと笑みを浮かべたり、おかしそうに、げらげら笑ったり、やるせない顔で笑うことができる。にたにた笑ったり、あざけるような目で笑ったり、渋い顔で笑ったり、作り笑いもできる。しっかりした考えを持っていて、性格によって運命が決まると信じている。人を観察することが好きで、人の話が聞いて分かる。

老いらくさん……どれくらい長く生きてきたか、自分でも分からないほど年を取っているネズミ。翠湖公園にいるネズミはすべて老いらくさんの子孫。優れた知恵があり、道理に通じている。ユーモアのセンスにもたけている。ずる賢いところが多いが、よいところも少しだけある。よいネズミでもなく悪いネズミでもなく、まあまあのネズミといったところ。

シャオパイ……性格が優しくて、おとなしいオスのプードル犬。頭の上にふわふわした毛が生えている。長くてきれいな耳と、靴をはいたような足が特徴。丸い目が生き生きとしていて、可愛いい。ミー先生に飼われていて、町の郊外にあるきれいな家で、ミー先生といっしょに暮らしている。

花顔鹿……中国の伝説に出てくる古代の鹿。顔の周りに花のような形をした毛がふさふさと生えている。野に咲いている花を食べたり、花についている露のしずくを飲んでいる。

タンチョウ……寿命の長い大形の鳥。羽の色は白が基調で、顔から首筋にかけて翼の一部が黒い。頭の上の皮膚は裸出していて赤い色をしている。ミー先生や子どもたちや動物を乗せて空を飛んで、いろいろなところへ連れて行くことができる。