メカニカルな彼らに囲まれています

笑うと目がなくなるタイプなんだなぁ……と美しいお顔を見つめていたら……。


「それじゃ、早速片づけるぞ」

「え、今!?」

「気づいたときにやらないと。今日もここからパジャマを引っ張り出すのか?」


逃さないぞと言わんばかりの鋭い目。

ひいぃぃ、綺麗な顔だから迫力がすごいぃぃ。


……って、ん? 今日も……?


「み、見てたの……?」

「言っただろう、基本的に上にいるって」

「じゃじゃあ、ベッドでゴロゴロしてるところも、お菓子をボリボリむさぼってるところも……?」

「バッチリ見てたぞ。なぁ」

「うん! 他にも、毎晩寝る前にキアくんのポスターに『おやすみ』って声かけてるよね?」


ショウくんからの情報でトドメを刺され、顔がボン! と熱を持つ。


昔からの付き合いとはいえど、こんな絶世イケメンたちにズボラな姿を晒していただなんて。

あとポスターに向かって話しかけてるところも知られていただなんて……!


「はーい、これ以上俺の大切なご主人様をいじめないでねー」