寒がりなわたしの彼はすぐにわたしを抱きしめたがるから

ん?


どこからか声が聞こえた。

暖でもない佐湯くんでもない、なんなら緋太さんでもない。


この声は?


「わたくしも仲間に入れて頂いてもよろしいでしょうか?」


え…

誰??


全然知らない人が立ってる、わたしの部屋に。

てゆーかいい加減狭くない?この部屋にもう1人…


「ホットアイマスクの…」


ホットアイマスク!?

今年になってわたしが使い始めたやつだ!

瞳美(ひとみ)と申します」

「やっぱ名前あるんだね!?」

「なんだそのツッコミ」

「みんな名前はあるよ~、柑乃ちゃんもあるでしょー??」


もう何がなんだかわからない。

何が起きてるのか…


もうそんなこといっか!

なんでもいいよ!


だって…


もう泣く暇なんかないもんね!

また楽しい冬が来るね!



今年のクリスマスはどこに行こうか…

ねぇ、暖。