「本当だって。だからこんな提案してるんだ」
「……私の代わりに明日香を殺して、子供まで殺すってこと?」
睨みつけながらそう質問すると、豊は気まずそうに視線をそらした。
「そういうことになるけど、美幸だって助かりたいだろ?」
もちろん死にたくなんてない。
こんなわけのわからない呪いで死ぬなんて、まっぴらごめんだ。
黙り込んだ美幸を見て豊が笑みを浮かべた。
今の沈黙は肯定したのと同じ意味合いがある。
「俺が明日香を呼び出せば、明日香は疑いなく来るはずだ。ふたりがかりなら、殺すことはできる」
豊がひとりで決行するのではなく、あくまで美幸が主体となって殺すことになるんだろう。
そうわかっていても、豊からの提案を否定することはできなかった。
豊が明日香を拘束している間になら、手首を切ることもできると思う。
「わかった」
美幸が頷くと豊の顔が晴れやかになった。
まるで背中から重しをおろしたときのような表情だ。
それを見て不快感が湧いてくる。
「……私の代わりに明日香を殺して、子供まで殺すってこと?」
睨みつけながらそう質問すると、豊は気まずそうに視線をそらした。
「そういうことになるけど、美幸だって助かりたいだろ?」
もちろん死にたくなんてない。
こんなわけのわからない呪いで死ぬなんて、まっぴらごめんだ。
黙り込んだ美幸を見て豊が笑みを浮かべた。
今の沈黙は肯定したのと同じ意味合いがある。
「俺が明日香を呼び出せば、明日香は疑いなく来るはずだ。ふたりがかりなら、殺すことはできる」
豊がひとりで決行するのではなく、あくまで美幸が主体となって殺すことになるんだろう。
そうわかっていても、豊からの提案を否定することはできなかった。
豊が明日香を拘束している間になら、手首を切ることもできると思う。
「わかった」
美幸が頷くと豊の顔が晴れやかになった。
まるで背中から重しをおろしたときのような表情だ。
それを見て不快感が湧いてくる。



