
- 作品番号
- 1635225
- 最終更新
- 2024/05/18
- 総文字数
- 18,494
- ページ数
- 70ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 84,969
- いいね数
- 30
- ランクイン履歴
-
総合65位(2022/12/27)
高校の入学早々、私はやらかした。
入学式後の帰り道。
突然の夕立に為す術なしで、全身ずぶ濡れ。
「…それ、着て?」
そんなとき、駅でジャージを肩にかけてくれた。
彼の、
えくぼが可愛い笑顔が、心に焼き付いた。
―そして、次の日。
同じクラスで見つけられたのだけれど。
…彼はふたりいた。
そっくりな、双子だった。
あの日、ジャージを貸してくれたのは―――?
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「ゆっくり、好きになってもらおうと思ったけど。
その必要ない、よね?
だって、心春も。
…俺のこと、好きでしょ」
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