人気投票が始まった。

一位は私よ。ね、釣り合わない王様、王妃!

結果

もちろん私が一位。王妃は校内一の地味子と同じ順位。つまり、ゼロ票

ふん。ご愁傷さま

『ふう。やっぱ、王妃は私ね。』

『どうする?李理愛。あの女を。』

『貶めるか』

『どうやって?』

『簡単よ。あいつの過去を探るの。』

『なにか知ってんの?李理愛。』

『アイツのことはね、過去にこの私をいじめてるの。地味子ってね。それなのに今私がこんなだから逆恨みよ。』

『ええー。いじめしてたの?写真とかある?』

『そ~ゆめんどいことしないで、新聞配ろうよ。』

『確かに。新聞配ろうよ。』

あはは。今から地獄を見るがいい。

山口神菜!