私には武士がいてくれるから幸せなのだと、最近、私は改めて思った。


だって私が武士と別れたとして、一人になってしまった私に何が残るだろう?


私は、できるだけ客観的に自分のことを考えてみた。


私にはもう若さはない。


美しさもない。


手に職もない。


誰かに助けてもらえるあてもない。


女性としての美しさをこれからずっと失い続けていく私に、武士以上の男性が現れることなどあり得ないだろう。