ようこそゲストさん
幼なじみのナツの家に居る私。
通い慣れたナツの部屋。
ゴローンとベッドに寝転ぶ。
「おいおい…それ他の男ん家でやんなよ?」
「大丈夫!独りだからね…」
「ふっ、ぼっちか」
ナツだってぼっちのクセに!
拗ねてナツから顔を逸らすと、ふと昔のアルバムが目に入る。
「ねぇナツ、これ見てもいい?」
「あーいいぜ」
小学校の頃のだ…懐かしい。
「ナツって昔からカッコよかったよね」
「はぁ?なんだそれ、ンな事言ったらセナだって可愛かったろ」
真っ直ぐ言われるとドキドキするな//
「じゃあ、こん時好きだった子指さそうぜ」
「えぇ…いいけど」
正直覚えてないな…
まぁテキトーにさせばいっか。
『せーの』
「…ぇ?」
ナツが私にさしていた。
「お前顔赤いぞ…そそるわぁ」
「なっ?!うるさぁい!」
「可愛い…好きなんだよ、ずっと」
そう言って私の唇にナツはキスをする。