「好きって」の作品一覧・人気順で無料で読む

好きって言葉が聞きたくて

クロネコお月／著

総文字数/11,942

恋愛(ピュア)56ページ

0

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

君からの好きって言葉がほしくて。完

Spry○＊／著

総文字数/51,961

恋愛(ピュア)268ページ

25

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

ねえ好きって言って　【完】完

ゆん汰*／著

総文字数/46,907

恋愛(ピュア)222ページ

7

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

【完】ほんとうの好きっていうのはね、完

小粋／著

総文字数/92,981

恋愛(ピュア)258ページ

11

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

好きって言ってもいいですか？完

季世兎ｓ／著

総文字数/54,874

恋愛(ピュア)169ページ

2

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

好きって気持ち…察してくださいっ！

kakikoさん／著

総文字数/5,891

恋愛(学園)25ページ

1

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

好きって言ってよ完

sutorobery／著

総文字数/5,305

恋愛(キケン・ダーク・不良)57ページ

25

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

好きって言って！(短編) 完

ジロウ／著

総文字数/11,423

恋愛(ピュア)21ページ

2

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

好きって言ったら【短】完

翡翠華／著

総文字数/11,107

恋愛(ピュア)28ページ

1

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

【番外編】好きって言えよ、バカ。完

如月いちは／著

総文字数/18,491

恋愛(逆ハー)52ページ

54

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

好きって迷惑？完

＝優子＝／著

総文字数/1,917

恋愛(キケン・ダーク・不良)27ページ

16

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

好きって言ってもいいですか。

れいん＊*／著

総文字数/12,269

恋愛(学園)50ページ

0

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

【番外編】先生、好きって言って。涼side 完

shuna++／著

総文字数/3,431

恋愛(ピュア)15ページ

0

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

好きって認めて欲しい、伝えたいでも言葉って難しいんだね。完

あいるん♪☆／著

総文字数/20,143

恋愛(ピュア)53ページ

5

表紙を見る

検索結果

タイトル
キーワード
作家名

君を隠したあの夏

ゆのか／著

総文字数/12,961

恋愛(学園)10ページ

0

表紙を見る

あの夏を、私はまだ覚えている。　「暇だからいいよ」──そう答えたあの日。　中学1年の七月、青郎に告白されて、軽い気持ちでうなずいた。　でも本当は、あの瞬間から何かが変わっていたんだと思う。　青郎は、誰よりも明るくて、クラスの中心にいた。　私はその光が少しまぶしくて、だから決めた。　「この関係、誰にも言わない。隠すためなら、なんでもする」って。　秘密であることが、ふたりだけの絆のように思えた。　放課後の体育館裏、机の下でつないだ手、誰にも気づかれないように笑い合った日々。　どんなに隠しても、心の奥では、あの人だけでいっぱいだった。　2年の春、初めて「好き」と伝えた。　青郎は驚いたように笑って、そっと私の頭を撫でた。　あの瞬間、初めて“恋”が本物になった気がした。　冬、席が隣になってからは、毎日のように机の下で手を繋いでいた。　3年の春、修学旅行でバレないように手を繋いで、あーんして。　周りに隠しながら、心の中では「ずっと一緒にいられますように」と願っていた。　でも、冬。受験の時期。　青郎が遠い高校に進むと聞いた夜、涙が止まらなかった。　だけど、「青郎の夢を応援したい」と思った。　理科の授業中、先生にバレないように彼の面接練習をしていた日々は、　恋人としての最後の時間のようだった。　高校生になってからも、好きだった。　でも、遠距離は想像以上に冷たくて、痛かった。　七月七日──あの日、青郎は言った。　「お互いを思って、ここで終わりにしよう」　そして、約束をした。　「成人式でまた会おう。その時まだ好きだったら、今度は結婚前提で付き合おう」　時が経っても、青郎以外に“好き”と思える人はいなかった。　そして、青郎もまた、誰かと付き合っても、私を忘れられなかった。　あの夏、隠した恋は、今も胸の奥に息づいている。　誰にも見せなかった恋が、確かにここにあった。　──これは、時間を越えて続いた“初恋”の物語。