- 作品番号
- 1659237
- 最終更新
- 2023/03/11
- 総文字数
-
112,381
- ページ数
-
212ページ
- ステータス
-
完結
- PV数
- 47,793
- いいね数
- 3
「ただいま。奈々ちゃん」
七年前、いなくなった幼馴染が、
この町に帰ってきた。
◇
「お願いだから、もう会いに来ないで」
此花 奈々(Konoha Nana)
×
「僕、もうどこにも行かないよ」
暮町 絢斗(Kuremati Ayato)
◇
「いつでも呼んで。三分で行くから」
ブラジルでも裏側でも、
たとえ北極にいたとしても。
凍えて死ぬまで待ってるから、来て欲しい。
「ずっと一緒にいたいよ。
それって、好きってことじゃないの?」
.
・
*
やっと会えたね
ハロー、私の、愛しの
インスタントヒーロー
*
・
.
「二人でいれば、なんにも怖くないよ」
これが私たちの
限りなく優しく、限りなく残酷な終着点だ。
きゅうう 様
もも 様
素敵なレビューありがとうございます◎
この作品のレビュー
2022/11/03 14:19
ネタバレ
もう、涙です…!
『能ある狼は爪を隠す』で出てきた奈々ちゃんに最初は悪印象を受けていました。でもSubメンバーの物語もあると知り、この物語を読んでみたのですが、本当に温かい気持ちになれました!
羊ちゃんと狼谷くんの中を邪魔しようとしていた奈々ちゃんの目線で読んで、とても心が痛くなったし、それと同時に奈々ちゃんのことが大好きになりました!それと、奈々ちゃんと絢人くんのお互いを想い合う姿にとても胸がキュンキュンとしました♡
好きな相手とキスも、それ以上の行為も出来ないと知ってもそれでもお互いを愛し合う二人の姿に私まで幸せをもらえました!これからも応援しています!それと、次は犬飼くん視線の物語も読んでみようと思います!月山未来さんの作品をずっと応援しています。
2022/09/19 23:35
ネタバレ
素敵すぎた、、
よくある家庭複雑系からの再会の純愛ものだったのに、新しかった、、、最高でした。
まともなレビュー書けないので、ギュンッてした箇所を書きます。
ただ愛された気持ちが、相手の全てを受け入れて愛されたいより愛したい気持ちが大きくなったこと。
純粋に、ななちゃんが大好きという気持ちが他人の好きとは違うこと。それが理由で自分では、ななちゃんを幸せにすることができないということ。だから幸せになってほしくて離れることを決めたこと。
切ない、感動の言葉とは何か違う作品でした。
2人の思いが定規を使わない手書きの平行線だったのが最高です。
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