とっても冷たい冷徹の皇帝。
告白した女の子達は無惨にもバッサリ振られる。
──もちろん私もその一人。
でも、私は諦めないよ──。
何回でも何百回でもセンパイに告白するよ。
「いい加減諦めれば......」
「どんなに告白されても届かないよ」
そんな冷たいこと言われても私は知ってしまったから......
センパイの優しさを──。
〈女の子に容赦ない冷徹の皇帝〉
月島 空河 (つきしま くうが)
×
〈振られても諦めない純粋女子〉
花園 桃 (はなぞの もも)
「センパイ──大好きですよ。」
「はいはい......」
少し冷たいセンパイ──。
だけど、その冷たさの中に温かさがあるの知ってる。
ありったけの思いを込めて今日も私はあなたに好きだと伝える。
──365日の恋──
- あらすじ
学園の生徒会長を務める冷徹の皇帝。月島空河彼に恋をした花園桃は告白するもののあっけなく振られた。だけど、彼女は諦めずに毎日毎日空河に告白をした。最初はその告白にウザがっていた彼も、少しずつ桃のことが気になり始める。毎日好きだと伝える桃は、何故か一歩引き気味のところがあった、それは......誰にも言えない秘密があるからだった。