....ん...っ.....


あれ、ここ何処だろ。

目を覚ますと最初に写ったのは白い天井。


あぁそっか、結局倒れちゃったんだ....


でも、誰がわたしを運んでくれたんだろう。


段々と視点があっていき、身体を起こした。


消毒液の香り。

保健室だよね....


最後に記憶にあるのは屋上のドアの前で倒れたところ。


...待って....扉の前で倒れたってことはっ!


嫌な予感がし冷や汗をかく。


まさかそんなはずはない、と思った時だった。


カーテンがシャーっと開けられた。