なぜそこに居たのか?
自分の名前すらも思い出せない。
一体いつ死んだのか……?
どうして彼女から離れられないのか?
謎ばかりの僕は幽霊で、なおかつ子供だった。
「そっか……。名無しの権兵衛さんなのね……。ゴンベはちょっと可愛くないから、ゴーストの……。あっ! ゴウくんって呼んでもいい?」
『……いいですけど。安直ですね?』
見ず知らずの変なお姉さんーー花純さんの魅力に翻弄されながらも。
彼女との奇妙な同居生活が始まる。
*ラストはハッピーエンドです。
ファンタジー強めですが、恋愛がベースの物語になります。よろしくお願いいたします(๑˃̵ᴗ˂̵人)♡
全91Pで完結となります。