swingout777さんの作品一覧

きみの録音ボタンが消えるまで

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第10回野いちご大賞エントリー中
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兄の遺したICレコーダーにだけ、本音を話せる女の子の物語です。 言いたいのに言えない。 大事な相手ほど、うまく声にならない。 そんな不器用さを抱えた中学二年生の結衣が、残された声と向き合いながら、少しずつ自分の声を取り戻していきます。 派手な出来事よりも、 家の食卓の沈黙、 途中でつかえる一言、 「ありがとう」が言えない時間、 そういう小さな揺れを大切にして書きました。 誰かの声に支えられていた子が、最後には自分の声で想いを届けるまでを、静かに、でもまっすぐ描けたらと思っています。 少しでも、結衣の声が届きますように。
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